FIAレースディレクター、「イギリスGP赤旗打ち切りもあり得た」
Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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相次いだピレリタイヤのバースト事故により波乱の展開となったイギリスGPについて、FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターは「レースは赤旗中止もあり得た」と、深刻な状況だった裏側事情を明らかにした。
「長いことF1レースを見てきたが、今回のようなケースは初めてのことだった。
ドライバー自身が危険な状況に陥るのはもちろんだが、あれだけ散らばったデブリ(破片)を完全に清掃するのは困難、さらにコースマーシャルにまで危険が及ぶ懸念もあった。
事態はレースを赤旗中止にする、まさに直前だったのだ。
まだ原因が明確でない今の状況では何を言うのも適切ではないが、ピレリタイヤ側とも力を合わせ早急に解明されなくてはならない」
幸いさらなる事故はなくレースは終えられたが、関係者の間でもレース打ち切りは止むを得ないとの空気があったのは事実だ。
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