カルテンボーン/CEO(ザウバー)、更迭必至か
M.カルテンボーン&小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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深刻な資金難に陥っているとされるザウバー・チームは、ロシア企業による救済でF1参戦が継続される見込みだが、これに伴い現在チーム運営を担うモニシャ・カルテンボーン/CEO(41歳:オーストリア)さんのポジションが危ういものになりそうだ。
「ロシア国立航空技術研究所」ら、パートナーシップ契約を結んだロシア企業グループはすでに国立航空技術研究所の所長であるオレグ・シロトキンの子息セルゲイ・シロトキン(17歳:ロシア)を同チームのレースドライバーにすべく育成の方針を「強いて」いるものの、いまのところ経営に直接関与する姿勢はみせていない。
しかし地元スイスの『ブリック』紙らは、いずれカルテンボーンさんの交代は必至のものと伝えている。
カルテンボーンさんは昨年10月、チームの創始者であるペーター・ザウバー氏からチーム運営を引き継いだばかりだ。
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