事故車収容中事故に遭ったコースマーシャルが死亡
9日(日本時間:10日)、FIA(国際自動車連盟)はカナダGP決勝レースに起きた事故車(ザウバー:グティエレス)収容中にクレーン車に轢かれて重傷と伝えられたコースマーシャルが、その後収容された市内のサクレ・クール病院で死亡した発表した。
FIAは次のような声明を発表している。
「午後6時2分、F1カナダGPのサーキットスタッフが亡くなったという悲しい知らせを伝えなければならない。
ノートルダム島自動車クラブのメンバーである同スタッフは、F1カナダGPが行われた本日午後に発生した不運な事故の犠牲者となった。
スタッフはレース中にストップしたマシンの収容を手伝っていた際、無線を落とし、それを拾おうとしたところ、つまずいてしまい収容車両にひかれてしまった。
直ちにヘリコプターでサクレ・クール病院に搬送され、外傷学の専門であるロナルド・デニス医師、医療副部長、グランプリの医療部長であるジャック・ブシャール医師らの治療を受けたが、遺憾ながら病院で死亡したことが確認された。
FIA、ノートルダム島自動車クラブ、F1カナダGPは犠牲となったスタッフのご家族、友人に心から哀悼の意を表する」
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