窮地のマルシアF1、それでも「絶対、生き延びる」
Pat Symonds (C)Marussia F1 Team
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)とのコンコルド協定交渉がまとまらず、事実上今シーズンは賞金なしで戦うことを余儀なくされることが確実とみられるマルシアF1チームだが、同チームのパット・シモンズ/エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターはそれでも「われわれは絶対に生き延びる」と、意気軒昂なところをみせた。
「わがチームはジョン・ブース(チーム代表)やグレーム・ロードン(スポーティング・ディレクター)などほんとうにモーターレーシングを愛する人間で構成されているんだ。
決してお金のためにやっているんじゃない。
例え窮地に陥ったとしても、F1活動を放棄したりすることはない」と、元ルノー・チーム活躍の立役者は強気に語る。
今回FOMのエクレストン代表がF1の賞金を上位10チームだけに限定したことから、これまで一度もトップ10に入ったことがないマルシアには厳しい状況が待ち受けるとみられている。
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