ロズベルグ、親子2代に渡るモナコGP制覇
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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クラッシュが相次ぎ赤旗中断やセーフティカーなど波乱に満ちた2013年のモナコGP決勝レースは、ポールポジションからスタートしたメルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグが他に1周のリードも許さず勝利を飾った。
この週末すべてのセッションでトップタイムを記録するなど完璧な勝利。
ロズベルグの優勝は昨年の中国GPに続く自身通算2勝目。この時もポールTOウィンだった。
またニコの父親ケケ・ロズベルグ氏も1983年のモナコGP(ウィリアムズ・フォード)を制していて、歴史に残る親子2代の勝利を記録した。
2-3位はレッドブルのベッテル&ウェバー。
これまで各レースで必ず1度はトップに立っていたベッテルにとっては痛恨の2位となったが、最後にファステストラップを記録する意地をみせた。
4位ハミルトン(メルセデス)、5位スーティル(フォース・インディア)、6位バトン(マクラーレン)、7位アロンソ(フェラーリ)、8位ベルニュ(トロ・ロッソ)、9位ディ・レスタ(フォース・インディア)、10位に終盤ピットストップで最後尾(15位)から追い上げたライコネン(ロータス)でここまでが入賞。
ライコネンは昨年のバーレーンGPから続く連続入賞記録をさらに伸ばした。
11位はヒュルケンバーグ(ザウバー)、12位ボタス(ウィリアムズ)、13位グティエレス(ザウバー)、14位チルトン(マルシアF1)、15位デル・ガルデ(ケータハム)、16位ペレス(マクラーレン)。
ただしペレスは何回も接触するなど大暴れをした結果、マシンを傷めてストップしている。
リタイヤはまたアクシデントを起こしたグロージャン(ロータス)、リカルド(トロ・ロッソ)、ビアンキ(マルシアF1)、マルドナド(ウィリアムズ)、マッサ(フェラーリ)、ピック(ケータハムF1)。
マシントラブルのピックを除けばみなアクシデント絡み。
マッサはフリー走行でのアクシデントをまるで再現するかのようなクラッシュだった。
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