「2014年新エンジン高額すぎる」と、独紙報道
Renault『RS26』V8 Engine (C)Renault F1 UK
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ドイツの有力誌『ビルト』が、2014年からF1に導入される新エンジンの価格を暴露、同時に「高額過ぎる」と時代に逆行するコスト増への流れとして警告した。
それによれば新しい1.6リッターV型6気筒ターボの供給価格はルノーが2,300万ユーロ(約30億6千万円)でもっとも高額、メルセデスは1,800万ユーロ(約23億9千万円)、最も廉価なフェラーリでも1,500万ユーロ(約19億9千万円)に達するということで、とりわけルノー・エンジンについては支払えるのはワークス格のレッドブル・レーシングだけで、他のカスタマーであるウィリアムズやトロ・ロッソ、そしてケータハムらは到底受け入れられない状況としている。
今週ルノー・スポールを傘下に抱えるカルロス・ゴーン/CEOとバーニー・エクレストン氏とのパリでの会談が報じられたが、表向きのモーターホーム問題だけではなくこのエンジン価格の交渉が真意ともされている理由だ。
またこうした意味でも、ホンダの復帰はエクレストン氏の意に適ったものとも言える。
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