FIA(国際自動車連盟)、再びテレメトリーの不備認める
Yellow/Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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今回の中国GP決勝レースで、イエローコーションになって禁止されたにも関わらず多くのドライバーがDRS(ドラッグ・リダクション・システム)を作動させたことで審議となっていたが、レース後マシンとのテレメトリーを詳細にチェックしたFIA(国際自動車連盟)は、システム自体に不具合があったことを認め、ドライバーに対して逆に非を詫びるという異例の結果に落ち着いた。
同システムはコントロールタワーと各マシンとを結ぶもので、今回のようにイエローコーションになれば自動的にコクピットに表示される筈だったがこれが機能するまで数分の遅れがあったとみられる。
今回、審議対象とされたのはレッドブルのベッテル&ウェバーの、ロータスのライコネン&グロージャン、さらにバトン(マクラーレン)、リカルド(トロ・ロッソ)、ボタス(ウィリアムズ)、そしてチルトン(マルシアF1)という実に8名の多きに渡った。
なおこのテレメトリー・システムは開幕からこれまでの2戦でも不具合がが続いており、レースディレクターにとって頭の痛い状況がさらに続いている。
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