F1スポンサー、紛争のバーレーンGPを敬遠
『UBS』 (C)Sahara Force India F1
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F1スポンサーシップのベテラン・コンサルタントであるジム・ライト氏は、バーレーンGPに関わる複数のスポンサーが少なからず変化しつつあると憂慮していることを明らかにした。
それによればこのところバーレーンで国内の政情不安が続いていることにより、本来中立の立場を取るべきスポンサーは頭を痛めていて、その分が同じ中東でもバーレーンに比べて平穏なアブダビGPのほうへ移行しつつあるのだという。
その一例として、中国GPのタイトル・スポンサーでもある『UBS』(スイスの大手金融会社)は、バーレーンではホスピタリティを用意することなくその分をアブダビGPに廻す方針を考えているという。
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏もFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も揃ってバーレーンが安全であることを強調しているが、国内の反政府グループはすでに世界的イベントであるF1グランプリをデモの標的にするとしている。
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