ハミルトン(メルセデス)、「今のF1はまるでタイヤのため」と嘆く
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2008年のチャンピオンで、アグレッシブなドライビング・スタイルが信条のルイス・ハミルトン(28歳:イギリス)だが、今のF1はタイヤの占める要素が大きいことを嘆いている。
「はっきり言って、今のF1はまるでタイヤのための争いになっているよ。
いまグランプリで優勝するためには、いかに速く走るのかではなく、いかにタイヤを持たせられるかということになってしまっているんだ。
だからドライバー全員が、レースでいかなるタイヤ戦略を採るのか汲々としている。
こういうレースが果たしてモーターレーシングの頂点にふさわしいものなのか……」
マレーシアGP決勝レースでハミルトンが最後にペースを落とさざる羽目になった原因の一つもタイヤのコンディションにあったということだ。
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