ロータス・チームT/D、開幕戦優勝で逆に苦境も
James Allison (C)Lotus F1 Team
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大方の予想を裏切り(?)みごと開幕戦オーストラリアGPを制したロータス・チームだが、同チームでマシン開発の指揮を執るジェームズ・アリソン/テクニカル・ディレクターはこの勝利で逆に難しい状況に追い込まれるかも知れない。
というのも、同チームでは今週の第2戦マレーシアGPに向け、試験的なエクゾースト・システムとボディワークを投入する準備を整えているとされるからだ。
しかし場合によってはこのアップグレードにより、開幕戦で勝利を掴むカギとなった「タイヤに優しい」という『E21』の特徴を奪いかねない心配が生じているもの。
これについてアリソン氏は「開幕戦のアルバートパークはグランプリ開催地として決して平均的なサーキットではない。
われわれはこの勝利を忘れて新たな戦いを挑むよう気持ちを切り換えるべきだ」と語り、高まる周囲の期待に対し予防線を張っている。
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