好調ロータス、しかし二人のドライバーは明暗分ける
R.Grosjean & A.Komatsu (C)Lotus F1 Team
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前戦オーストラリアGPで見事今季の勝利に初名乗りを挙げたロータス・チームは昨日行われたマレーシアGPのフリー走行でもトップタイムを記録するなど、依然として好調さを裏付けている。
しかしこれはいずれもエース、キミ・ライコネンによるもので、チームメイトであるロマン・グロージャンのほうは苦闘を余儀なくされているのが真相だ。
これについて当のグロージャンは、「メルボルンの時もそうだったんだけれど、何かクルマの動きがおかしいようなんだ。
同じグランプリウィークのうちに挙動がまったく変わってしまうし、タイヤの状態も激変してしまう。
だからセットアップの方向が全然定まらない。
今週はコースが変わるから期待していたんだけれど、セパンでもやっぱりおかしいね」と、首を傾げている。
こうした場合、これまでよくあったのはシャシー自体に何か損傷が起きたというものだったが、グロージャンが使っているのは今季下ろしたばかりの新品でクラッシュの経験もないもの。
ちなみにグロージャンの担当エンジニアは日本人の小松礼雄氏だ。
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