レース後のレッドブル・デュオ、険悪なムード
Redbull Duo (C)Redbull Racing
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予想された通り、マレーシアGP決勝レース後のレッドブル・デュオは険悪なムードだった。
マシンを降りたマーク・ウェバーは、「レース終盤、僕はチームからの指示を守り、回転数を下げタイヤを労わるよう走りを変更した。
ところがベッテルはチームの指示を無視したんだ。
彼の行動はまったく愚かなものだ。
こんなことじゃチームは戦えない。
今日の結果にはほんとうにガッカリした」と、吼えた。
一方、レース中も再三チームから無線でその行動を咎められていたセバスチャン・ベッテルのほうは、「終盤はペースが良かったし、最後に履いた新しいミディアム・タイヤはとてもグリップが高く(ウェバーより)スピードがあった。
僕らは接戦だったけど、速いほうが前に出るべきと思ったんだ。
でもオーバーテイクには無用のリスクがあったのは事実だし、今日の僕は大きなミスをしたようだ」と、レース後謝罪の意思を示した。
しかし今回ばかりはさしもの温厚なウェバーも怒り心頭の様子。
まだ17戦もあるグランプリでの二人の今後の戦いが注目になった。
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