勝者ベッテル(レッドブル)に海外メディアから酷評
Redbull Duo (C)Redbull Racing
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チームの1-2勝利が確実視される中、チームの指示に逆らって僚友とバトル、強引な形で自身通算26勝目を飾ったレッドブルのセバスチャン・ベッテルに対し、各国メディアの評価は厳しいものだった。
英国の『インディペンデント』紙は「ベッテルがレース後表した謝罪は正しく、謙虚なものだった。
しかし彼が犯した大罪について、彼以外の誰もがとっくに気付いていたのだ。
パルクフェルメでホーナー(チーム代表)から叱られるまで自分の『ミス』に気が付かなかったというなら彼はただ勝ちたいだけのお粗末な男」と、糾弾。
同じく『タイムズ』紙も、「3度のタイトル獲得に輝くベッテルが、実は朗らかな愛らしいイメージとは反する野蛮な裏切りがあることをみせた」と、書き立てた。
再三の指示を無視された形のホーナー代表は、ベッテルが反省していると語ったことについて「私はそうは考えていない」と、依然不快感を露わにしている。
一方の当事者であるウェバーは、「人々が僕たちが感情をむき出しにするのを望んでいることはわかっている。
でも僕たちには冷静さが必要だ。
次のレースまで3週間あるから……」と、言葉少な。
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