ニック・フライ氏、今月末でメルセデスF1/CEO辞任
R.Brawn & N.Fry (C)Honda Racing
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メルセデスF1チームのCEO(最高経営責任者)であるニック・フライ氏が今月末で辞任、後任には新たにウィリアムズ・チームから移ったトト・ウォルフ氏(41歳:オーストリア)が就くことがわかった。
元B.A.R・ホンダ・チームでマネージング・ディレクターとしてF1に深く関わったフライ氏は、その後ロス・ブラウン氏と共にチームがブラウンGPでタイトル獲得、さらにメルセデスGPとなっても要職を務め続けた。
ただ、いまF1チームを巡るメルセデスのモータースポーツ部門は混乱していて、やはり今年メルセデス・モータースポーツに加わったニキ・ラウダ氏らを含め誰がどのような責任を持っているのか外部からはよく理解できない状況。
とはいえ、いまエクゼクティブ・ディレクターという肩書きを持つウォルフ氏はチームの株式をも取得していて、他の「雇われ幹部」とは今後発言力の重みを異にするのは間違いないようだ。
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