今シーズン、DRSゾーン1か所は鈴鹿とモナコだけに
DRS Image (C)Sauber Motorsport
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今シーズンのF1は大幅にDRS(可変リヤウィング)ゾーンを拡大。
DRSゾーンが2か所設定されたのは昨年わずか3つのコースだけだったが、今年は大幅に増加となる見通しだ。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が伝えたもので、それによれば今年は全19戦中、実に17戦でDRSゾーンが2か所になるという。
例外なのはモナコGPと日本GPの二つだけ。
モンテカルロ市街地で行われるモナコGPが特別なのは衆知のところだが、鈴鹿サーキットの日本GPもこれに該当したことはそのチャレンジングで特徴的なコースレイアウトが影響したものとみられる。
元チャンピオンのジャック・ビルニューブ氏などは安易なオーバーテイクが可能になるDRSの導入に否定的だが、FIA(国際自動車連盟)とFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)はテレビ向けにエキサイティングなレース展開を望んでいるようだ。
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