ロズベルグ(メルセデスAMG)最速、シーズン前テスト締めくくる
3日(日)行われたバルセロナ合同テストにより、2013年のシーズン前テストはすべてを終了した。
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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一連のテストで有終の美を飾ったのはメルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグ。
前日に引き続き好天に恵まれたバルセロナ・テスト最終日、午前のセッションでソフトタイヤを装着してコースに出たロズベルグは、前日チームメイトがマークしたここでの通算ベストタイムをさらに短縮する1'20.130を記録。
2番手になったアロンソ(フェラーリ)と二人だけが1分20秒台に入ったが、アロンソとのタイム差は0.364秒。
3番手以下には1秒以上の大差を付ける圧倒的なものだった。
その3番手はバトン(マクラーレン)。
これにヒュルケンバーグ(ザウバー)、そして前日体調不良でテストを回避して心配されたロータスのライコネンが続いた。
しかしヒュルケンバーグ、ライコネンいずれも大事な午後のロングランでマシントラブルに見舞われ開幕戦に一抹の不安を残した。
3年連続のチャンピオンであるベッテル(レッドブル)は8番手に留まったが、タイムよりこの日も様々な仕様のコンポーネンツのトライを優先、これは王者の余裕か。
また突然マルシアF1に2013年のシートが決まったビアンキは引き続きチームとマシンの習熟に努めていた。
2013年のシーズン前テストはこれですべてが終了。
あとは3月15日(金)の開幕(オーストラリアGP)を待つばかりとなった。
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