ヘレス・テスト3日目、マッサ(フェラーリ)トップタイム (2/07)
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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7日(木)、3日目を迎えたヘレス合同テストは、フェラーリ・チームのフェリッペ・マッサがトップタイムを記録して気を吐いた。
昨年はシーズンの滑り出しに失敗して禍根を残した跳ね馬チームが、シーズン前最初のテストで速さをみせたことにマッサ本人を始めチームは安堵の胸をなで下ろしているようだ。
この日マッサが記録したベストタイムは1'17.879というもので、これまで2日間のベストタイムをいずれも更新して今年初めてただ一人17秒台に入れてみせたもの。
しかしむしろ特筆すべきは2番手のほう。
この日2番手になったのはこれまで2日間共マシントラブルによりわずかな周回で撤退を余儀なくされていたメルセデスAMGチーム。
再びコクピットに入ったニコ・ロズベルグはこれまでの遅れを一気に取り戻すごとくこの日一日だけで順調に148ラップを周回し、1'18.766のベストタイムを記録した。
3番手は今年初登場した3年連続のF1チャンピオン、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)。
さらに4番手も元チャンピオンのライコネン(ロータス)で、いずれも順調な出だしに表情は明るいものだった。
この日最初の赤旗中断の原因を作ったのはトロ・ロッソのベルニュだったが、トラブルの原因は不明。
またフォース・インディアのマシンをドライブしたロシターはピットストップの際にクルーを跳ねるアクシデントを起こしたが、幸い大事には至らなかった。
その他、バトン(マクラーレン)やチルトン(マルシアF1)、ピック(ケータハムF1)らもストップしている。
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