ピレリタイヤ首脳、「USA-GPタイヤの選択、安全に過ぎた」
Circuit of The Americas (C)Mercedes Motorsports
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初開催のユナイテッドステーツGPは初日を終えて、各チーム共にタイヤの消耗がなく、またタイヤ温度が上がらない症状を訴えた。
これについてF1タイヤを独占供給するピレリタイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは「タイヤの選択が安全に過ぎたかも知れない」と、その背景を説明した。
「確かに今日の状況をみれば、もっと柔らかい方向の選択で良かったかも知れない。
今回持ち込んだのはミディアムとハードだが、これがスーパーソフトとソフトでも、ね。
この決定をしたのは2か月前のことだが、その時点ではこれでいいと思えたのだが。
予想とこのサーキット・オブ・ジ・アメリカズの路面が違ったせいもあるが、シーズン終盤に向け各チームのタイヤ・マネージメントが向上したということにも理由があるようだ。
来年はもっとアグレッシブでいいかも知れないね。
いずれにしても、日曜日の決勝レースではほとんどのクルマが1ストップという作戦になることだろう」
一部には、タイトル争いがまだ結着していないことからタイヤがこれを妨げないようピレリ陣営が保守的に走ったという指摘もあるようだ。
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