ザウバー代表、「可夢偉放出、難しい決断だった」
Monisha Kaltenborn & 小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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日本のF1ファンにとってはショックなニュースとなった小林可夢偉放出というザウバー・チームの結論だったが、これについて今季新たにチームの責任者となったモニシャ・カルテンボーン代表は「可夢偉と来季契約を結ばないという結論を出すのは難しい決断だった」と釈明している。
「この発表に際し、小林可夢偉について私から言うべきことがあります。
私たちにとってこの決断を下すのは簡単ではありませんでした。
この3年間、小林可夢偉はコース上で非常に力のあるドライバーであるだけでなく、一人の人間としても素晴らしく、また最高のチームプレイヤーであることを示してくれました。
私たちチームのメンバー全員が彼に対して心から尊敬の念を抱いています。
しかしチームは新しい出発をすることを決め、可夢偉との時代を終えることとなりました。
私たちは彼の今後の活躍を祈っています」
ザウバー・チームでの小林可夢偉の最高の瞬間は、言うまでもなく今季日本GPの3位表彰台の快挙。
しかしこの時すでに「時遅し」だったことになる。
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