王者ベッテル(レッドブル)、「すべて終わったと思った」
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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チャンピオンシップを決定するレースで不甲斐ない6位フィニッシュ。
チームから聞かされるまでタイトル獲得がなったかどうか確信が持てなかったというセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、「すべて終わったと思った」とレース後語っている。
「今日はもう悪いことばかり。
いいかい、みんながこっちに向かって走っているのに僕はその真っ只中で反対を向いていたんだからね。
もうすべて終わったと思ったよ。
ゴールした後もほんとうにチャンピオンになったのかどうかわからなくて、チームから聞かされてもまだ信じられないくらいだった。
そのくらいひどいレースだったんだよ。
でもいまはこの感動に酔いしれている。
僕がこの仕事をしているのは、チームからもらう小切手のためなんかじゃなく、この興奮が好きだからなんだ。
3年連続でチャンピオンを獲得したのは僕がF1史上3人目だとか。
そんな歴史の中に自分を置くことができるのもこのスポーツの素晴らしいところだね」
これまで3年連続チャンピオンに輝いたのは1954-57年のファン・マニュエル・ファンジオ、そして2000-04年のミハエル・シューマッハだが、そのいずれよりもベッテルは若い。
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