ヘルマン・ティルケ氏、「オースティンは最高難度のサーキット」
Austin Circuit (C)Sahara Force India F1
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏との緊密な連携のもと数々の新設F1サーキットをデザインしてきたヘルマン・ティルケ氏だが、これまでの実績では必ずしも関係者から高い評価を得てきた訳ではない。
しかしこうした状況を受け、ティルケ氏は今回のアメリカGP(ユナイテッドステーツGP)の舞台となるテキサス州オースティンの『サーキット・オブ・ジ・アメリカズ』について「これまでで最高に難しいサーキットになる」と不評の挽回に躍起だ。
「ここでは最初のフリー走行を楽しみにしているよ。
なぜならここは難しいサーキットで多くのドライバーがミスを犯すことだろうから。
コースには数々のアップダウンがあるし、反対の傾斜(逆バンク?)がついているコーナーだってあるんだ。
とはいえ、世界最高のドライバーが集まるF1だからすぐに学習するとは思うが、それでもマシンのセットアップやタイヤのマネージメントは重要なものになることだろう」
これまでセパンやイスタンブール、上海、仏陀など多くの新設サーキットを手掛けてきたティルケ氏の手法はそのほとんどが長いストレートとタイトなコーナーの組み合わせ。
スパや鈴鹿のようなドライバーの技量と度胸を試すような迫力に欠ける、というのが一般的な評価になっている。
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