ヒュルケンバーグのザウバー移籍に「足踏み」との評も
Johny Herbert & Sauber Duo (C)Sauber Motorsport
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今季フォース・インディアで戦ったニコ・ヒュルケンバーグ(25歳:ドイツ)はいち早く来季ザウバー・チームへの移籍を発表したが、これについて元F1ドライバーのジョニー・ハーバート氏が「ステップアップにならない」と、厳しい評価をしている。
これは地元イギリスの『スカイスポーツ』で語ったもので、その中でハーバート氏は「確かに今年ザウバーは4回もの表彰台を記録しているが、しかしここに来てそのパフォーマンスには陰りがみえている。
いっぽうフォース・インディアのほうは明らかに上り調子だ。
なのにいまここで移籍するというのは単なる足踏み。
横に踏み出しただけで、到底ステップアップとは言えないだろう」とのこと。
確かにザウバーはここ2戦ノーポイントに終わっているが、フォース・インディアのほうは6戦連続ポイント獲得で激しく追い上げているのが実情だ。
ただヒュルケンバーグはフェラーリ・チームと交渉していたことを認めていて、そのことからフェラーリの意向もあってザウバー入りが実現したのでは、との見方をする向きもある。
(フォース・インディアはメルセデス・エンジン、ザウバーはフェラーリ・エンジン)
ちなみにハーバート氏はザウバー・チームのOB(1996-98年)でもある。
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