フェラーリ・チーム首脳、グリッド操作の非難に反論
Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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2012年のドライバーズ・タイトルをアロンソに獲らせたいフェラーリ・チームが、今回のユナイテッドステーツGP決勝レースでグリッド操作をしたという非難が一部に聞かれている。
これは、必要のないギヤボックス交換(実際にはFIAの封印シールを剥がしただけ?)をマッサに強いてグリッド5番降格のペナルティを行い、これによってアロンソをスタートが有利とされる奇数グリッド(8番から7番へ)に移す行為を行ったというもの。
レースでは実際にアロンソがスタートで一気に4位までジャンプアップ。
この作戦が功を奏したとピット・ギャントリーでは会心の表情をみせた。
一方、こうした作戦が「レギュレーションの精神に反している」との他チームからの指摘について、同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は、「何も問題はない。
これが不正なものだと認識していたら、われわれはこれを隠していただろう。
しかしわれわれは公明正大にこれをやってのけたのだ」と、胸を張った。
この作戦がほんとうに功を奏したかどうかは、すべて今週末の最終戦で明らかになる。
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