アブダビGPライコネン復帰後初勝利、可夢偉6位入賞
Kimi Raikkonen (C)Lotus F1 Team
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アブダビGP決勝レースはアクシデントやリタイヤが相次ぎ、セーフティカーが2回も導入されるという荒れたレースとなった。
まずオープニングでデ・ラ・ロサ(HRT)はスタートできず。
9周目、カーティケヤン(HRT)をオーバーテイクしようとしたロズベルグ(メルセデスAMG)が追突して大クラッシュ、14周目までセーフティカーが導入された。
20周目には首位走行のハミルトン(マクラーレン)が突然のストップ。
38周目、グロージャン(ロータス)、ウェバー(レッドブル)が接触でストップ。
再びセーフティカー導入、43周目に再開。
事故の原因を作ったペレス(ザウバー)には10秒のストップ&ゴーペナルティが科せられた。
そして55周のレース、トップでチェッカーフラッグを受けたのはF1復帰後初となる勝利を挙げたロータス・チームのキミ・ライコネン。
今季は中国GP以外すべてのレースでポイント圏内フィニッシュという堅実さでついに表彰台のトップに立った。
ライコネンの勝利は2009年のベルギーGP以来で、自身通算19勝目の栄冠となる。
2位には終盤ライコネンに迫ったフェラーリのアロンソ。
3位には24番スタートから驚異の追い上げをみせたレッドブルのベッテル。
ライコネンは復帰後初勝利、アロンソはチャンピオンシップ・ポイントでのギャップを詰め、ベッテルは最後尾スタートという絶望的なレースでダメージを最小限に留めるという、3者3様のうれしい表彰台に。
ただしこれでランキング3位ライコネンのタイトル獲得はなくなり、チャンピオンシップはベッテル&アロンソ二人のバトルに絞られたことになる。
4位バトン(マクラーレン)、5位マルドナド(ウィリアムズ)、6位小林可夢偉(ザウバー)、7位マッサ(フェラーリ)、8位セナ(ウィリアムズ)、9位ディ・レスタ(フォース・インディア)、そして10位リカルド(トロ・ロッソ)でここまでが入賞。
以下、11位シューマッハ(メルセデスAMG)、12位ベルニュ(トロ・ロッソ)、13位コバライネン(ケータハム)、14位グロック(マルシア)、15位ペレス(ザウバー)、16位ペトロフ(ケータハム)、17位デ・ラ・ロサ(HRT)。
リタイヤしたのはピック(マルシア)、グロージャン(ロータス)、ウェバー(レッドブル)、ハミルトン(マクラーレン)、カーティケヤン(HRT)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、そしてヒュルケンバーグ(フォース・インディア)の7台だった。
アブダビGP:決勝レースの結果はこちら。
アブダビGP画像はこちら。
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