ブラジルGP バトン優勝、チャンピオンはベッテルに
Jenson Button (C)McLaren Group
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予報通り気まぐれな雨に翻弄された2012年最終戦ブラジルGPは、マクラーレンのジェンソン・バトンが優勝。
バトンは今季オーストラリア、ベルギーGPに続く3勝目、自身通算15回目の優勝。
2位には最後まで激しいチャンピオンシップ争いを続けたフェラーリのアロンソが入ったが、ライバルのベッテル(レッドブル)が6位に入ったことにより惜しくも3ポイント差でランキングは2位。
アロンソは2005-06年と2回タイトル獲得を果たしているが、ランキング2位も2010年に次いでこれで2回目。
3位は地元のマッサ(フェラーリ)が入ったが、明らかにチームの指示でアロンソに譲ったものだった。
4位ウェバー(レッドブル)、5位は一時レースをリードしながらハミルトン(マクラーレン)とのバトルで接触事故を起こしドライブスルー・ペナルティーを科せられたヒュルケンバーグ(フォース・インディア)。
6位はチャンピオンに輝いたベッテル(レッドブル)、レース序盤の接触で手負いの戦いになりながら挽回した。
7位にこれがF1最後の雄姿となったシューマッハ(メルセデスAMG)、8位ベルニュ(トロ・ロッソ)、9位小林可夢偉(ザウバー)、10位がライコネン(ロータス)だった。
小林可夢偉は最後シューマッハにオーバーテイクを仕掛けた際にスピンアウトし一つ順位を落としている。
11位はペトロフ(ケータハム)でチームのコンストラクターズ・ランキング上昇に寄与、12位ピック(マルシア)、13位リカルド(トロ・ロッソ)、14位コバライネン(ケータハム)、15位ロズベルグ(メルセデスGP)、16位グロック(マルシア)、17位デ・ラ・ロサ(HRT)、18位カーティケヤン(HRT)、そして19位のディ・レスタ(フォース・インディア)までが完走扱い。
ただしディ・レスタは最後にクラッシュして、レースがイエローコーションのまま終了する原因を作っている。
リタイヤはハミルトン(マクラーレン)、グロージャン(ロータス)、マルドナド(ウィリアムズ)、セナ(ウィリアムズ)、そしてペレス(ザウバー)の5台でいずれもアクシデントによるものだった。
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