マッサ(フェラーリ)、アブダビGPのスチュワード裁定に不満
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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アブダビGP決勝レースでは接触・アクシデントが相次いだが、その一つレース中盤に6位争いを演じていたマッサ(フェラーリ)とウェバー(レッドブル)のインシデント(出来事)について、レーススチュワードはレース後の審議対象としたものの結局いずれにもお咎めなしと処分なしの結論を通知した。
しかしこれについて一方の当事者であるマッサは不満やるかたない表情でウェバー、そしてスチュワードを非難している。
「まったく冗談じゃない。
僕がスピンを強いられたのは完全にウェバーのせいだよ。
僕らは11コーナーで互いに接触した後、コースを外れたウェバーは次のコーナーをショートカットした上、13コーナーで再び無理矢理コースに復帰しようとしたんだ。
僕は通常通りにシケインを通過しようとしたら、彼がいきなり前に割り込んできたんだぜ。
接触を避けるため止むなくこっちは無理なブレーキングをして、そのためにスピンしたんじゃないか。
それなのに全然責任がないなんて、いつたいスチュワードはどこに目を付けているんだか。
だいたいこんなのこれが初めてじゃないんだからね」
マッサはそれでもこのレースを7位でフィニッシュしたが、ウェバーのほうはその後さらにグロージャン(ロータス)ともアクシデントを起こし、結局リタイヤに追い込まれている。
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