ザウバー・チーム、それでも「小林可夢偉の来季契約は白紙」
Monisha Kaltenborn & 小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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先の日本GPでは、地元期待の小林可夢偉(ザウバー)が自身初となる表彰台を実現させるなど盛り上がったが、それでも来季の契約についてはまだ白紙であるとしている。
これは同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOが語ったもので、「今回の可夢偉の3位フィニッシュはとても喜ばしいことでした。
でも、この一つのレース結果により、チームのドライバー決定が左右されることは残念ながらありません。
彼が成績を残せなければ残留がないと言ったこともありませんし、またこのように良い成績を残したからすなわち残留ということにもなりません。
私たちは彼の強さを十分に理解しているので、そうした結果はもう必要としていないのです」とのこと。
伝えられるところでは、来季ザウバー・チームのドライバー候補としてニコ・ヒュルケンバーグ、ハイメ・アルグエルスアリ、シャルル・ピック、エステバン・グティエレスら多くの若手ドライバー対象の名前が挙げられている。
実力ではこれらの若手ドライバーを凌駕するとみられる小林可夢偉だが、チームが必要とする資金について日本から多くは望めていないのが現実だ。
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