ピレリジャパン、日本GPに向けての記者会見を開催
(C)Jackie Yamakawa
拡大します10月2日、ピレリジャパンは港区のイタリア大使館で2012年F1日本GPに向けて記者会見を行なった。敷地内に日本庭園のある大使館には、ヴィンチェンツォ・ペトローネ駐日イタリア大使、ピレリジャパンのマルコ・エッリ代表取締役社長、ピレリのモータースポーツ・ダイレクターのポール・ヘンベリー氏、F1解説者の小倉茂徳氏などが出席。
また、ミュージシャンの三浦大知さんと、昨年に続いてピレリジャパンのイメージキャラクター、安藤美姫さんも出席して会場に華をそえた。
ポール・ヘンベリー氏と小倉氏によるトークセッションが行われ、今シーズンのF1GPへのピレリの取り組みなどが語られた。
2012年F1グランプリに関するトークセッション
ピレリ・モータースポーツディレクター ポール・ヘンベリー
モータースポーツジャーナリスト小倉茂徳
P:また鈴鹿に来られて嬉しい。
我々にとって鈴鹿サーキットは大好きなところです。
サーキットに来て、ファンの皆さんが会場に熱心にご覧になっていることが驚きでした。応援してくださっている。チームのメンバーに手を振ってくれる。チームメンバーが手を振り返すと、さらに振ってくれ、それが交流となってが大変有意義だった。
今年一年間、F1レースのストラテジーをタイヤが演出することができた。
去年も追い抜きが非常に増えたのもタイヤのおかげである。
今年に向けてタイヤも大きく変化した。ブローンディフーザーが禁止になったし。ノーズ変化禁止もあって、性能抑制の方向に行った。
結果としてシーズン序盤が非常にエキサイティングだった。優勝者が7人/7戦という結果だった。
F1の歴史始まって依頼のことであって、それが批判されるほどだった。
だとしても、レースを見て寝てしまうような展開よりはずーっと良かったと思う。
マシンの性能は、シーズン始まってから性能差が近くなった。予選で16台も1秒内にひしめくようなことになった。
そのため、今年の予選では、マシンとタイヤ両方の性能を最大限引き出すことが大事になった。予選が接戦だったから。
F1の常として、トップチームが大きく進歩するものだが、他のチームとの性逆に小さくなってきたのが今年の特徴。
今週末土曜日、ポールは誰なのか。決勝は誰が勝つのか。
良いニュースとして、ザウバーは調子がいい。小林選手は予選でとても素晴らしいパフォーマンスを土曜にに成し遂げることができるだろう。
マレーシアGPでも表彰台に上がり、今年はいい結果が期待できる。
鈴鹿に行く事を楽しみにしている。
今年は雨が多かったが、晴れてエキサイティングなレースを楽しむことができたらいいなと思う。
小倉:
今年のタイヤですが、ソフトとハードがある。去年はミディアムとハードだったが、何が変わったのか?
P:
今年はドライタイヤ全体が柔らかい方向にシフトしている。ハードタイヤはミディアムタイヤに近い特性である。エキサイティングなレースになると思う。
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