3位入賞小林可夢偉(ザウバー)、「信じられない喜び」
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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母国グランプリとなる鈴鹿サーキットでの日本GPで、みごと自身最高位となる3位表彰台を獲得したザウバー・チームの小林可夢偉は、「信じられない喜び」とその感動を語った。
「まだ信じられない気分だよ。
もちろんF1で表彰台に上がるというのは僕自身の夢だったけれど、それがこの鈴鹿でなんだもの。
もう最高の気分さ。
金曜日に走り始めた時、マシンの挙動は思わしいものではなかったんだけど、チームはそれから素晴らしい仕事をしてくれたんだ。
それが予選3位というポジションに繋がった訳で、明らかにここからレースをスタートするというのは僕にとって大きな助けになったのは間違いない。
ただ僕がこうして3位に輝いた一方で、チームメイト(ペレス)のほうはリタイヤ。
でもこれを分けるその差は、ほんの小さなものなんだ。
逆にもし僕がそうなったって決しておかしくはないことなんだ。
レースについて言えば、最後のスティントでバトンの攻撃からポジションを守るのは実に困難なことだった。
それでも最終ラップの(一番危ない)最後のストレートで彼の攻撃を押さえたあとは、ずっとファンが上げる手を見ていたよ。
なぜならこれでピンチは終わったと思ったからね。
最後まで声援を送り続けてくれた日本のファンに心から感謝したい」
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