トッドFIA会長、F1予算制限実現を主張
Image
かつてフェラーリ・チームを率い、現在はFIA(国際自動車連盟)会長の要職にあるジャン・トッド氏は、かねて論議されてきたF1コスト削減実現のためバジェットキャップ(予算制限)を実施する必要性をあらためて主張した。
「いま多くのチームがF1予算の膨張に苦しんでいる。
これまでも再三指摘されてきたバジェットキャップ(予算制限)の必要性だが、残念ながらいまだに陽の目を見ないできている。
しかしいくつかの小規模チームにおいては、少なくとも今後数年のうちに削減がなされなければ消滅の危機を迎えることだろう。
われわれは早急にこれを実現させなくてはならないのだ」と、訴えた。
とはいえ、トッド氏が監督だった当時からフェラーリ・チームは最大の予算を費やしてきたこの問題最大の当事者。
いずれのチームも総論では賛成するものの、削減のやりかたによってはチーム間の戦闘力に影響を及ぼすためなかなか有効な解決が図られることがないままきているのが実情だ。
| 固定リンク
最近のコメント