ピレリ首脳、「タイトル争いに影響与えない」
Paul Hembery (C)Pirelli Motorsport
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昨年チャンピオンを獲得したベッテル(レッドブル)が全19戦中11回の勝利を積み重ねて独走したのと比べ、今シーズンはここまで11戦を終え最多がアロンソ(フェラーリ)の3勝、ハミルトン(マクラーレン)&ウェバー(レッドブル)らの2勝を含め実に7人のドライバーが優勝するなど混沌を極めている。
こうした状況にF1タイヤを独占供給するピレリタイヤでは、昨年はシーズン後半に新たなハード・コンパウンドのタイヤを投入したものの今年はその計画を持っていない方針であることを明らかにした。
これは『ESPN』に語ったもので、その中で同タイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「われわれは常に戦いの中でも新たな改善を施してきたし、それはこれからも変わらない。
しかし今年のF1は各チーム、各ドライバーが僅差で競り合っているので、わずかな変更もそれが特定のマシンに有利に働くことがあってはならない。
だから今年は残りのシーズン中、供給タイヤに変更を加えることはないだろう」と、語っている。
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