ピレリタイヤ、「タイヤ戦争復活には反対」
Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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現在F1のタイヤはイタリアのピレリタイヤが独占供給しているが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表はミシュラン(フランス)などの名前を挙げ、再び複数のタイヤメーカーに競わせる可能性も示唆した。
一方、これについてピレリのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは次のように反論している。
「われわれはF1が成功するようこれまで献身的な努力を続けてきた。
このスポーツがコンペティティブで面白いかどうか、それわれわれの範中外だ。
規則が変わるというのであればわれわれはそれを注視していくしかないが、もし再びタイヤ戦争がF1で復活するならコストの大幅な増加は避けられない。
ラップタイムを0.5秒短縮するのに、おそらく1億ユーロ(約96億円)が投じられるのではないか。
そして、その時にわれわれがF1に残るかどうか、それは定かではないだろう」
ただこうした騒動が起きる裏側には、ピレリタイヤの性能が安定していないと不満を露わにするチームが多いからだ。
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