FIAレースディレクター、「ベッテルへの処分厳しかった」
Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターとして各グランプリで様々な裁定に関わるチャーリー・ホワイティング氏が、今回のドイツGP決勝レース後に下されたベッテル(2位から5位)へのペナルティについて「正直、厳しいペナルティになった」と述懐している。
「ベッテルはコースから外れて前車(バトン)をオーバーテイクし、それが不正にアドバイスを得たものとして処分された。
レース中であればドライブスルーのペナルティーだったが、すでに終盤で時間がなかったためにレース後の審議とし、これに相当するレース結果へ20秒加算のペナルティになったものだ。
レースによってはたいしたペナルティにならないこともあるが、今回は接近したレースだったので2位から5位まで転落するという重大なものとなった。
私個人としては得た利益に比べ失った不利益があまりに大きい理不尽なものとも感じるが、現行のレギュレーションではこれは止むを得ないことなんだ」
この処分でベッテルが失ったポイントは8ポイント。
今回ランキングに直接の影響はなかったが、シーズン終盤チャンピオンシップ争いに重大な影響を与える可能性はある。
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