スペイン連盟会長、マルシアF1の声明に反発
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マルシアF1チームは、去る3日(火)に起きた同チームのテストドライバー、マリア・デ・ビロタ嬢(32歳)のアクシデントについて「事故原因からマシンに因るものが除外される」との見解を明らかにしたが、これに対しビロタ嬢が所属するスペインのACN(各国のモータースポーツ権能団体)である『RFEdeA』(スペイン自動車協議連盟:Real Fedaracion Espanola de Automovilismo)のカルロス・グラシア会長が強い反発の姿勢をみせた。
これは地元スペインの『AS』紙に語ったもので、「まだ正確な原因が究明されていない今の時点で、なぜあのような発表をするのか理解できない。
あれではまるですべての事故原因がマリア自身にあるような表現に取られるが、本人がまだ語ることができない状況で言うのはフェアでない。
そもそも万に一つドライビングにミスがあったとしても、チームのトランスポーターがナイフのような役目を果たしたことは、チーム自身のロジスティックにも責任があるということだ」と、非難した。
グラシア氏はFIA(国際自動車連盟)の副会長も務めるモータースポーツ界の重鎮で、その影響力は小さくない。
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