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2012年5月

2012/05/31

バトン(マクラーレン)、「チーム状況は悪化しつつある」

Jenson Button (C)Honda Racing
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期待のモナコGPを16位という不本意な成績で終えたマクラーレン・チームのジェンソン・バトンは、「状況は悪化しつつある」とチームに警鐘を鳴らした。

「モナコはかつて優勝したところでもあるので期待していたんだけれど、結果は散々だった。
こんなに結果が出ないのはホンダ時代以来のことだよ。
モナコでは最後まで走り続けるのが苦痛になった。
幸い、僕はみんなより8周も短い周回で終わらせてくれたので助かったけれどね」と、皮肉。

今季開幕戦でこそ優勝を遂げたバトンだが、その後は思うような成績が挙げられずフラストレーションが溜まっているようだ。
ただバトンがモナコで優勝したブラウン・チーム、実質的にこの時のマシンはホンダが開発したものであることを忘れているのかも知れない。

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ベッテル(レッドブル)、フェラーリ移籍の噂を完全否定

Sebastian Vettel (C)BMW Sauber F1
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フェラーリ・チーム移籍の密約があるのでは、との噂が伝えられたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルだが、当人はこうした憶測について完全否定した。

「知っているように、僕のF1人生はずっとレッドブルと共に過ごしてきたんだ。
苦しい時もあったけれど、輝かしい栄光も共にした。
その僕が他チームで走るなんて、まるで少年が家出するようなもの。
僕にはそんなこと全然考えられない。
キャリアの最後のでこのチームで走るつもりだよ」と、一蹴。

2007年のアメリカGPで当時のBMW・チームからF1デビューを果たしたベッテルは、すぐにレッドブル・グループ傘下のトロ・ロッソに移籍。
さらに2009年にレッドブル・レーシングに移籍したあともこれまでずっと赤い雄牛のヘルメットを被り続けてきた。

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メキシコGP復活の気運、さらに盛り上がる

1989 Mexico GP (C)Honda Racing
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メキシコ経済界の重鎮であるカルロス・スリム・エルー氏の子息で、モータースポーツにも熱心なカルロス・スリム・ドミット氏がF1メキシコGPの復活に意欲をみせている。

それによれば同国のエルマノス・ロドリゲス・サーキットを大幅改修、早ければ2013年にも復活開催することでFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏と交渉しているというもの。
契約は5年間以上の長期になるという。

メキシコでは1992年のエルマノス・ロドリゲスを最後に開催が途絶えているが、同氏は『テルセル』等を通じてザウバー・チームのセルジオ・ペレスを支援。
そのペレスが活躍していることから気運が盛り上がっているとみられる。

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2012/05/30

ピレリ、イギリスGPまでのタイヤスペックを発表

Pirell Tyre Colloring (C)Pirelli Motorsport
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ピレリは、次戦カナダGPからイギリスGPまでの3戦に使用するタイヤコンパウンドを発表した。
それによればやはり市街地特設コースで行われるカナダではモナコGPと同じスーパーソフトとソフト、よりコース状況の良いヨーロッパGPではソフトとミディアムが、そしてパーマネントコースのイギリスGPではソフトとハードが持ち込まれる。

Rd. グランプリ Sソフト ソフト ミディアム ハード
第7戦 カナダGP    
第8戦 ヨーロッパGP    
第9戦 イギリスGP    

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「老兵」バリチェッロに『ルーキー・オブザ・イヤー』

Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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昨季限りで20年近くに渡ったF1から引退、今季はIRL(インディ・レーシング・リーグ)に参戦しているベテランのルーベンス・バリチェッロに、なんと『新人賞』が与えられた。

これは、先週末行われた伝統のインディ500で「新人」最上位となる11位に入ったことにより、名誉ある『ルーキー・オブザ・イヤー』が贈られたもの。
バリチェッロはレース直前の5月23日に40歳の誕生日を迎えている。

ちなみにバリチェッロのインディカー・レース参戦にはオーバルコースが危険であるとして夫人から反対されていたと伝えられるが、このインディ500はバリチェッロにとって初となるオーバルコースのレースだった。

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イタリア北部地震の影響、フェラーリ・チームにも

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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イタリア北部では、5月20日に続き29日(水)にも再び規模の大きな地震に見舞われているが、その影響がフェラーリ・チームにも及んでいることがわかった。

これは同チームのスポークスマンが明らかにしたもので、それによればフェラーリ社の施設等に実際の被害はなかったものの、従業員にそれぞれの家庭の安否を確認させるため臨時に休暇を与えたというもの。
これにより、フェラーリ・チームは実質的な休業状態に陥っている。

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2012/05/29

ベッテル(レッドブル)、フェラーリ移籍報道を一蹴

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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モナコGPの会場で突如「ベッテル(レッドブル)が「2014年フェラーリに移籍する契約を結んだ」との報道が浮上した。
しかしこれについて当のベッテルは、「根も葉もないこと」と、一笑に付している。

伝えられたのは、ベッテルのレッドブルとの契約が2013年で満了することを受け2014年シーズンからフェラーリに加入することで合意したというもの。
同チームではすでにエースのアロンソが2016年まだ長期契約を結んでいるとされることから、実現すればアロンソ&ベッテルというチャンピオンどうしの強力コンビが生まれることになる。

その現在マッサが座るシートにはこれまで幾多のドライバーの名前が上がっているうえ、2013年にはベッテルの同僚であるウェバーが移籍という話も伝えられたことがある。
さらにベッテルとレッドブルとの契約がそもそも2014年まで有効という説もあり、諸説入り乱れている状況。

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ベッテル(レッドブル)が語る、「祝勝会不在」の理由

Mark Webber (C)Redbull Racing
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ここ3年連続でモナコGPを制しているレッドブル・レーシングでは、表彰式後にプールに飛び込むというのが慣例になっていて、今回もウェバーがレーシングスーツのまま「水没」して盛り上がった。
しかしここにチームメイトであるベッテルの姿はなく、関係者の憶測を呼んだ。

これについてベッテル本人は、「着替えを持っていなかったから、濡れたくなかっただけ」と説得できない理由で周囲を煙に巻いた。
ちなみに今回のレースでは予選で10位(ウェバー:1位)、決勝レースでも4位(ウェバー:1位)とチームメイトに比べて明らかに精彩を欠いたままだった。

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エクレストン氏、「F・インディアのフリー欠席は注目集め」

Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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先に行われたバーレーンGPの際、安全性に懸念があるとしてフリー走行2回目セッションを欠場したフォース・インディア・チームについて、バーニー・エクレストン氏は「意図的に広報効果を狙ったものだ」としてモナコGPのパドックで非難した。

「安全に問題などまったくなかったんだ。
あの時、それなら私が代わりにチームのクルマに乗って移動してもいいと彼らに言ったんだけどね。
彼らはことさら問題を大きくして、世界から注目を集めたかったんだろう」

ただ、翌日の公式予選の際に同チームの国際画像がまったく放映されなかったことについて『意趣返し』であるとの見方を重ねて否定した。

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2012/05/28

佐藤琢磨、インディアナポリス500大健闘も実らず

佐藤 琢磨 (C)IRL Media
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元スーパー・アグリ等のF1ドライバーである佐藤琢磨は、モナコGPと同日に行われたIRL伝統の一戦であるインディ500レースに参戦。
一時総合優勝を窺うまで健闘したが、フランキッティ(優勝)をオーバーテイクしようとした際に痛恨のクラッシュとなった。

インディ500レース結果はこちら
リリースはこちら

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今季初勝利のウェバー(レッドブル)、「モナコは最高の所」

Mark Webber (C)Redbull Racing
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27日(日)行われたモナコGP決勝レースで、昨年のブラジルGP以来となる勝利を挙げたレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーは、「モナコは最高の所」と笑顔をみせた。

「もちろん今日は素晴らしい日になったよ。
僕にとってモナコはいい思い出ばかり。最高の所だね。
今朝、友人からケータイにメールがあって、『君が主導権を握っているんだ』って書かれてたよ。
その通りなんだよね。
ここではちょっとのミスでポジションを失ってしまうから、最後の最後までまったく基を抜けなかったね。
でも僕は今日与えられた仕事をやり遂げたよ」

ウェバーは2010年にもここモナコGPでポールTOウィンを飾っている。

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レッドブル『RB8』の疑問か所、結局異議申し立てはなし

Mark Webber (C)Redbull Racing
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フェラーリ・チームらから疑義の声が上がっていたレッドブル・レーシング『RB8』のカウリング部分だが、モナコGP後同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は結局これについて正式な異議申し立てを行わない意向であることを明らかにした。

これは『RB8』のリヤタイヤの前部分のカウリングに開けられた穴について、これがエアロダイナミックス効果を生み出す違法なものではないかと他チーム関係者らから疑われているもの。

これについてレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「われわれはFIAから正式に合法であるとのお墨付きをもらっている。
もしわれわれが優勝したからといってレース後にイチャモンをつけるなら到底紳士的とは言えないね」と、突き放している。

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もらい事故の小林可夢偉(ザウバー)、「2輪レースならね」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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モナコGP決勝レースで、スタート直後にロータスのグロージャンにヒットされてリタイヤを余儀なくされたザウバー・チームの小林可夢偉は、「期待していただけに落胆の色を隠せなかった。

「スタートはうまくいって、ベッテル(レッドブル)と争っていたんだ。
そしたらグロージャンがインサイドにスピンしていたので僕はその外側に避けたんだ。
そしたら今度はアウト側に戻って来てそのまま僕の右後部にぶつかってきたんだよ。
彼はブレーキ踏んでいなかったんだね。
僕はサスペンションが壊れてしまい、走り続けることができなかった。
もしもF1が4輪でなく2輪で戦うんなら良かったかも知れないけれど……」

またジャンパオロ・ダラーラ/トラックエンジニアリング責任者も、「笑うべきか、泣くべきか、悩むところだね。
ここは伝統的にうち向きのコースではなかったのに、今回のマシンの速さについては大いに喜んでいいだろう。
ただあまりに予想外の出来事が多すぎた。
ポイントを獲得したかったのに達成できなかったのが残念だ」と、語っている。

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2012/05/27

モナコGP、今季6人目のウィナーにウェバー(レッドブル)

Mark Webber (C)Redbull Racing
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F1第6戦のモナコGPで、今季6人目となるウィナーがまた登場した。
今回この難コースでのレースを制したのは(シューマッハの降格により)ポールポジションからスタートしたレッドブルのマーク・ウェバー。
ウェバーの勝利は昨シーズン最終戦のブラジルGP以来で自身通算8勝目。
ここモナコでは2010年にもポールTOウィンを飾っている。

2位は最初から最後までウェバーを追いたてながらもこのコースらしくオーバーテイクが叶わなかったメルセデスAMGのロズベルグ。
1位とのタイム差はわずか0.6秒というものだった。
以下、3位にアロンソ(フェラーリ)、4位ベッテル(レッドブル)、5位ハミルトン(マクラーレン)、6位マッサ(フェラーリ)、7位ディ・レスタ(フォース・インディア)、8位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9位ライコネン(ロータス)、10位セナ(ウィリアムズ)でここまでがポイント獲得。

以下ペレス(ザウバー)、ベルニュ(トロ・ロッソ)、コバライネン(ケータハム)、グロック(マルシア)、カーティケヤン(HRT)、そしてストップしながらもバトン(マクラーレン)までが完走扱い。
リタイヤとなったのはリカルド(トロ・ロッソ)、ピック(マルシア)、シューマッハ(メルセデスAMG)、ペトロフ(ケータハム)、小林可夢偉(ザウバー)、デ・ラ・ロサ(HRT)、マルドナド(ウィリアムズ)、グロージャン(ロータス)。

小林可夢偉はオープニングラップのスタート直後に起きたグロージャンのクラッシュに巻き込まれてマシンを損傷し、2周しただけでリタイヤを余儀なくされた。
なお僚友ペレスがこのレースのファステストラップを記録している。

モナコGP:決勝レースの結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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シューマッハ、キャリア69回目、ピレリで初のポール

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月26日、モナコ

メルセデスのミハエル・シューマッハが、モナコでは2000年以来のポールタイムを記録しました。彼は、1994年に、ここモナコで自身初のポールポジションを獲得しています。シューマッハは、ピレリのP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを使用して、1分14秒301を記録しました。迅速なウォームアップ時間とユニークなコンパウンド特性により、スーパーソフトは、ピレリのFormula One用タイヤレンジで最速のタイヤであり、モナコには最適です。

しかし、シューマッハは、前戦(スペイングランプリ)でのグリッド降格ペナルティーによって6番グリッドからスタートし、一方、レッドブルのマーク・ウェバーがポールポジションからのスタートとなります。モナコでは、最近の8レース中、ポールシッターが7回勝利しているため、ウェバーにとっては、2012年シーズン6人目の優勝者になる大きなチャンスです。

ケータハム、マルシャ、HRT以外のチームは、P Zeroイエロー・ソフトコンパウンドでQ1を開始しました。Q1開始から約5分後、ザウバーのセルジオ・ペレスのクラッシュにより、赤旗中断となりました。ペレスは、この時点で予選から脱落しています。フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、P Zeroイエロー・ソフトよりもラップあたり約0.7秒速い、P Zeroレッド・スーパーソフトへ交換した最初のドライバーでした。彼のチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが、Q1の最速タイムを記録しました。

Q2では、全ドライバーがP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤでタイムを更新し、フェラーリのフェリペ・マッサが最速タイムを記録しました。Q3では、セバスチャン・ベッテルを除く全ドライバーがスーパーソフトを使用しました。ベッテルは、ソフトタイヤで走行しましたが、タイム計測を行わなかったため、明日の決勝では、タイヤを自由に選択して10番グリッドからスタートできます。メルセデスは、Q3で最後にコースインし、終了間際にシューマッハがポールタイムを記録しました。

木曜日のフリー走行2回目が雨の影響を受けたため、各チームにとって、午前中の最終フリー走行のみが、スーパーソフトタイヤで十分な走行を行う機会となりました。ここでは、メルセデスのニコ・ロズベルグが1分15秒159の最速タイムを記録していました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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またもクラッシュのペレス(ザウバー)、「もうガッカリ」

Sergio Perez (C)Sauber Motorsport
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昨年に続き、今年のモナコGP公式予選でもクラッシュで終えたザウバー・チームのセルジオ・ペレスは、「もうガッカリ」と失意の胸の内を表した。

「今週はとても調子が良くて予選ではかなり上位のグリッドが狙えると自信を持っていたんだ。
それなのにこの結果だものね、もうほんとうにガッカリだよ。
アクシデントが起きた周、まだ最初のアタックラップだったからそんなに攻めていた訳じゃない。
13コーナー(プール・シケイン入口)では問題なかったのに、アンダーステアがひどくて14コーナーを曲がりきることができなかったんだ。
それでガードレールにヒットしてしまったという訳」

「残念ながらウチではサスペンションがその時どう作動していたのか十分なセンサーがないので原因はわからない。
でも、僕の感触では何かマシンに問題が起きたからだと推察するね」

ただ幸い、昨年(決勝レース欠場)とは異なり今回は最後尾ながらもペレスはレースに参加はできる。

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復帰後初ポールのシューマッハ(メルセデスAMG)、「最高!」

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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2006年シーズンのフランスGP(マニクール)以来、4年ぶりのポールポジションを獲得したミハエル・シューマッハ(メルセデスAMGチーム)にとって、ここまでの道のりは本人にとっても長かったようだ。

「これだけ長い時間待ったのだから、こうして再びF1でポールポジションが獲得できたというのはもちろん最高の気分だよ。
しかもそれがこのモナコでだもの。
モナコは、ドライバーなら誰にとっても特別なサーキットだからね。
僕たちのマシンがここに合っているだろうことはわかっていたけれど、こうして実際にポールが獲れたというのにはブラックリー(シャシー・ファクトリー)、ブリックスワース(エンジン・ファクトリー)、そしてシュトゥットガルト(メルセデス本社)らすべての人の仕事の賜物だ。
ただ僕にはスペインGPの問題で実際に一番前からスタートできないのは残念だけどね。
ここでオーバーテイクするのは難しいけれど、明日は精一杯頑張るつもりだよ。
DRSだって、KERSだってあるのだから」

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2012/05/26

シューマッハ(メルセデス)がモナコGPポールポジション

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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26日(土)行われた70回目となるモナコGP公式予選で、みごとポールポジションを獲得したのはメルセデスAMGチームのミハエル・シューマッハだった。
シューマッハにとってこれが復帰後初、実に2006年のフランスGP(当時フェラーリ)以来の快挙でこれが自身通算69回目のポール獲得となった。
ただしシューマッハには前戦スペインGPでの追突事故の責任からグリッド5番降格のペナルティがあるので日曜日は6番手スタートとなる。

2番手はこれにより実質ポールとなるレッドブルのウェバー、3番手ロズベルグ(メルセデスAMG)、4番手ハミルトン(マクラーレン)、5番手グロージャン(ロータス)、6番手アロンソ(フェラーリ)、7番手マッサ(フェラーリ)、8番手ライコネン(ロータス)、9番手マルドナド(ウィリアムズ)、そして10番手はQ3でタイムを出さなかったベッテル(レッドブル)となった。

なおマルドナドはフリー走行3回目セッションの際、道を譲ったペレスに接触したことからグリッド10番降格のペナルティを受けることが決まっている。
またノータイムのベッテルは決勝レースのスタート時タイヤ選択の権利を持つことになる。

モナコGP:公式予選の結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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予選Q2、小林可夢偉(ザウバー)バトン(マクラーレン)脱落

モナコGP予選Q2は大きなアクシデントなく終了。
しかし期待の小林可夢偉(ザウバー)はQ3進出ならず。
また2009年のモナコGP優勝経験者であるバトン(マクラーレン)も脱落となった。

このセッションでトップとなったのは渦中の人マッサ(フェラーリ)。
以下ロズベルグ(メルセデスAMG)、マルドナド(ウィリアムズ)、ウェバー(レッドブル)、シューマッハ(メルセデスAMG)、アロンソ(フェラーリ)、ハミルトン(マクラーレン)、グロージャン(ロータス)、ベッテル(レッドブル)、そして10番手のライコネン(ロータス)までがQ3進出を決めた。

ここで脱落したのはヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、小林可夢偉(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、セナ(ウィリアムズ)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、リカルド(トロ・ロッソ)、そしてベルニュ(トロ・ロッソ)の7台。

この後いよいよ予選Q3が行われる。

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予選Q1、ペレス(ザウバー)がクラッシュ

注目のモナコGP公式予選がスタート。
天候は晴れ、もちろん路面はドライコンディションだ。

最初のタイムアタックが始まった直後、ザウバーのペレスがプールコーナーでガードレールにヒット。
マシンはタイヤが脱落するダメージを負ってもちろんストップ。
ドライバーに怪我はない模様だが、これでモナコでは2年連続の予選クラッシュ。
セッションは赤旗中断となった。

再開後、トップタイムを記録したのはヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、2番手小林可夢偉(ザウバー)、3番手グロージャン(ロータス)、4番手ベッテル(レッドブル)、5番手シューマッハ(メルセデスAMG)、以下ライコネン(ロータス)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、セナ(ウィリアムズ)、マッサ(フェラーリ)、ウェバー(レッドブル)というトップ10。
ただし上位はスーパーソフトとソフトタイヤとのクルマが混じっている。

ここで脱落したのはコバライネン(ケータハム)、ペトロフ(ケータハム)、グロック(マルシア)、デ・ラ・ロサ(HRT)、ピック(マルシア)、カーティケヤン(HRT)、そしてペレス(ザウバー)の7台。
107%タイムは1'20.697で、これはノータイムのペレスを除き全車クリアした。

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フリー走行3回目はロズベルグ(メルセデスAMG)最速タイム

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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26日(土)、1日のインターバルを終え、F1モナコGPのフリー走行が再開された。
ドライコンディションで行われた1時間のセッションだったが、この日も最後は赤旗中断のままで終了というモナコらしいもの。

今回赤旗の原因となったのはなんと前戦スペインGPでみごとなポールTOウィンを飾ったウィリアムズ・チームのマルドナド。
現地からの映像によれば、まずスロー走行していたザウバーのペレスと接触。
そしてその影響があったか、次のラップに単独で左右のガードレールにヒットしてマシンを壊し、コース上にストップしたもの。

このセッションでトップタイムを刻んだのはメルセデスのロズベルグ。
これにマッサ(フェラーリ)、ベッテル(レッドブル)、アロンソ(フェラーリ)、グロージャン(ロータス)、バトン&ハミルトンのマクラーレン勢、シューマッハ(メルセデスAMG)、ペレス(ザウバー)、そしてウェバー(レッドブル)までがトップ10。
ロータスのライコネンは12番手、またザウバーの小林可夢偉は13番手だった。

この後現地時間の午後2時、日本時間の午後9時から注目のモナコGP公式予選が行われる。

モナコGP:フリー走行3回目の結果はこちら
モナコGP画像はこちら

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エクレストン氏、新コンコルド協定成立に自信みせる

Image (C)Renault F1
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表で、F1チームとの契約である『コンコルド協定』に携わるバーニー・エクレストン氏が、モナコGPのパドックで「成立は間違いない」と自信をみせた。

現行の契約は今シーズン末までとされていて、現在2013年から2020年までの契約が交渉中と伝えられているが、多くのチームはすでに合意に達しているものの、唯一メルセデスAMGチームだけが難航しているとされる。

その裏には、このF1チームの契約と収入を左右するコンコルド協定でフェラーリ・チームとレッドブル・レーシングだけが特別扱いされていることに反発しているのだという。
さらにF1の株式上場に先立ち、上記両チームに多額の株式が譲渡されるという噂もある。

ただ現実的にはコンコルド協定に参加しなければ資金面で圧倒的不利になりF1からの脱退しか方策が見出せないことから、エクレストン氏が強気になる背景ともなっている。

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ピレリのP Zeroスーパーソフト、雨混じりのモナコで主役に

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月24日、モナコ

モナコのようなタイトでツイスティな市街地サーキット向けに設計された、ピレリのP Zeroレッド・スーパーソフトは、本日、2012年のデビューを果たしました。マクラーレンのジェンソン・バトンが、フリー走行2回目で、スーパーソフトで1分15秒746の最速タイムを記録しています。

スーパーソフトは、プロファイルには変更が加えられていますが、昨年のコンパウンドのままである唯一のタイヤです。通常通り、フリー走行1回目では、各チームはソフトタイヤを使用してセットアップ作業に専念しました。そして、フリー走行2回目において、予選と決勝のシミュレーション作業へと移行しましたが、断続的な雨により、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤが使用される場面もありました。ドライバーたちは、天候の回復を待ってプログラムを継続しようとしましたが、雨が続いたため、大半がインターミディエイトを使用した走行となりました。

フリー走行1回目において、ドライバーズ選手権の首位に立つ、フェラーリのフェルナンド・アロンソが、P Zeroイエロー・ソフトタイヤで1分16秒265の最速タイムを記録しました。このタイムは、昨年のフリー走行1回目のベンチマークを約0.4秒上回るものです。フリー走行1回目は、終了10分前に、ケータハムのヘイキ・コバライネンのマシントラブルによってトンネル内でオイルが流出したため、赤旗中断となり、そのまま終了となりました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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実質トップタイムはグロージャン(ロータス)?

Jenson Button (C)McLaren Group
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モナコGPのフリー走行初日では、午前がアロンソ(フェラーリ)、午後はバトン(マクラーレン)がトップタイムを記録したが、いずれの場合も2番手だったのはロータス・チームのロマン・グロージャンだった。
これについてタイミングモニターの上では最速だったバトンが、メディアの取材に対し次のように語っている。

「僕のベストタイムはスーパーソフトでのものだったけど、グロージャンのはソフトタイヤだったんじゃないか。
もしそうなら、これは脅威だね。
だって通常スーパーソフトとソフトとのタイム差は1周あたり0.7秒くらいある計算なのに、僕とグロージャンとの差はわずか0.4秒でしかなかったんだから。
ソフトタイヤであのタイムが楽に出せるのなら、公式予選では注目すべきライバルになるよ」と警戒する。

グロージャン(ロータス)はまだポールポジションこそないものの、予選では3-4番手を確保するなどしばしば元チャンピオンである僚友ライコネンを凌駕している。

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モナコGPのパドックに不審物、爆破処理される

Monaco Image (C)Mercedes Motorsports
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初日のフリー走行が終わった24日(木)夜、パドックのメディアセンターの入口に不審な品物があるのが確認され、当地の警察は一時周辺からの退去を指示。
駆け付けた爆発物処理班がこれを爆破処理するという事件が起きた。

モナコGPでは昨年も不審物が発見されて緊張が走ったが、この時は爆発する可能性はないということで通常処理されている。

前戦スペインGPではウィリアムズ・チームのガレージから火災が起きるなど、このところのF1パドックには騒動が続いている。

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2012/05/25

小林可夢偉(ザウバー)、「低速コーナーが改善された」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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モナコGPフリー走行初日のセッションを午前7番手、午後も8番手と順調な滑り出しをみせたザウバー・チームの小林可夢偉は、「低速コーナーが改善された」と説明した。

「今日のフリー走行はすべて順調だった。
クルマき去年と比べマシンのバランスが良く、明らかに低速コーナーが改善されたと感じている。
ここモナコではこれは大事なことだからね。
ただ天候が思わしくなかったのできちんとしたロングランができず、2つのタイヤ・コンパウンドがレースでどうなるのかまだ判断できないでいる」

また現場を総括するジャンパオロ・ダラーラ/トラックエンジニアリング責任者も、「天候のせいで予定したプログラムがきちんと出来なかったのは残念だが、これはみな同じだから文句は言えないね。
幸いこれまでのところマシンの状況はいいし、障害となる出来事やアクシデントもなかったので順調だよ」と、語っている。

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ライコネン(ロータス)、「ジェームズ・ハント/ヘルメット」着用

Kimi Raikkonen (C)Lotus F1 Team
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モナコGP初日、ロータス・チームのキミ・ライコネンが故ジェームズ・ハント仕様の黒いヘルメットを装着してコクピットに収まり、注目を集めている。

ライコネンは以前からこの元F1チャンピオンをレジェンドとして崇拝していることを明確にしていて、今回のヘルメットもジェームス・ハントのロゴが大きく描かれたものだ。

1973年に当時のヘスケスからF1デビューを果たしたハントは、1976年にマクラーレンでチャンピオンに。
1977年の日本GP(富士スピードウェイ)で優勝したことで日本にも馴染み深い。
またロータスの名称問題でも名前が浮上したことがある。

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ペレス(ザウバー)、「シーズン中の移籍はあり得ない」

Sergio Perez (C)Sauber Motorsport
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フェラーリ・チームで苦戦が続くフェリッペ・マッサの後継として名前が上がるセルジオ・ペレス(ザウバー)だが、当人は「シーズン中の移籍はあり得ない」とF1公式サイトで語っている。

「何度も言うけれど、そんな話(フェラーリ移籍)はまったくないよ。
騒動はみんなメディアが焚きつけているだけのこと。
またもし仮にあったとしても、実際にシーズン中にチームを移籍するなんて考えられないよ。
マッサはきっとフェラーリで建て直すだろうし、僕はこのチーム(ザウバー)で最大限頑張る。
シーズンの終了をザウバー・チームで迎えるのは間違いないことさ」

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「確実な手応えあった」と、好調グロージャン(ロータス)

Romain Grosjean (C)Lotus F1 Team
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路面コンディションが目まぐるしく変化したモナコGPの初日フリー走行セッション、午前はアロンソ(フェラーリ)、そして午後はバトン(マクラーレン)がトップタイムを記録したが、2番手だったのはいずれのセッションでもロータス・チームのロマン・グロージャンだった。

走行を終えたグロージャンは、「もともとこういう(市街地特設)コースは好きなんだけど、間違いなく僕らのマシンはここのコースに合っていると思うね。
チームの仕事の方向性もバッチリだったし、ドライでもウェットでもスピードがあった。
今から土曜日の予選が楽しみさ」と、手応えをみせた。

ただ、僚友ライコネンのほうはステアリングのセットアップに手間取ったということで午前はノータイム、午後も19番手に留まった。

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2012/05/24

雨に見舞われたフリー2回目はバトン(マクラーレン)最速

Jenson Button (C)McLaren Group
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24日(木)午後行われたモナコGPのフリー走行2回目セッションは、開始時こそドライだったものの、途中から予報通り雨に見舞われる結果となった。

そのためいずれのドライバーも最速タイムはセッション序盤にスーパーソフト等のドライタイヤを装着してのものだ。
全体でもっとも速かったのはマクラーレンのバトンで、1'15.746。
これは1回目にアロンソが記録したものよりコンマ5秒ほど速いものだった。

2番手にグロージャン(ロータス)、以下マッサ&アロンソのフェラーリ勢、マルドナド(ウィリアムズ)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、ウェバー(レッドブル)、小林可夢偉(ザウバー)、シューマッハ(メルセデスAMG)、そしてベッテル(レッドブル)までがトップ10。
またハミルトン(マクラーレン)は11番手、ペレス(ザウバー)は15番手、ライコネン(ロータス)は19番手だった。

例によりモナコGPのタイムスケジュールは特別で、翌金曜日にF1の走行はなく、土曜日にフリー走行3回目と注目の公式予選が行われる。

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赤旗で終わったモナコGPフリー1回目はアロンソが最速タイム

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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注目の一戦、モナコGPが始まった。
90分間で行われた初日のフリー走行1回目は、しかし最終場面でケータハムF1のヘイキ・コバライネンのマシンがエンジン(ルノー)とみられるトラブルによりトンネル部分から派手な白煙を上げてストップ。
後続車の視界を完全に奪う状況に、レーススチュワード(競技審査委員)はまだ走行時間を残したままセッションの終了を宣言した。

結局このセッションで最速タイムを記録したのはフェラーリのアロンソ。
これにグロージャン(ロータス)、ペレス(ザウバー)、ハミルトン(マクラーレン)、マルドナド(ウィリアムズ)、マッサ(フェラーリ)、小林可夢偉(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、ベッテル(レッドブル)、そしてロズベルグ(メルセデスAMG)とフレッシュな顔ぶれがトップ10を形成した。

メルセデスのシューマッハは11番手、レッドブルのウェバーは13番手、またロータスのキミ・ライコネンはわずか1周しただけでピットガレージに戻り、その後再びコースに姿をみせることはなかった。

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ピレリ、‘MILES AND MEALS’レシピ本で ピレリモーターホームでの美食の秘密を公開

(C)Pirelli Motorsport
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トンとグロージャンがモンテカルロのセレブリティ・シェフとして モーターホームで料理対決
タイヤ、マシン、メカニックたちがレースへ向かうように、 材料が料理の‘グランプリ’へ

2012年5月23日、モンテカルロ
ジェンソン・バトンとロマン・グロージャンが、ピレリモーターホームでセレブリティ・シェフとして料理の腕を競い、ピレリのモータースポーツ・ダイレクターのポール・ヘンベリーがそれを見守りました。

この二人のドライバーによるチャレンジと、ピレリモーターホームのスペシャリティーのテイスティングは、今日行われた、ピレリのシェフの秘密を明かすレシピ本“Miles and Meals ? handcrafted by Pirelli”の発表会を盛り上げました。

(C)Pirelli Motorsport
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“Miles and Meals”は、限定版のプレゼントとしてピレリのゲストなどに配布されます。本書では遊び心を持って、タイヤとリゾットやコンパウンドと材料の類似性を表現しています。これは、モーターホームの楽しい側面を引き出し、タイヤの世界の別の一面を垣間見せています。

ピレリの研究開発ダイレクターでFormula One用P ZeroタイヤとCinturatoタイヤの生みの親であるマウリツィオ・ボイオッキは、本書冒頭で「良いタイヤを作ることは、美味しいリゾットを作ることに似ている」と述べています。

この本では、キッチンレシピとタイヤコンパウンドを並行して解説して行く構成になっています。キッチンレシピとタイヤコンパウンドは、ともに最高品質の材料とその調和のとれたバランス、一定のチェック機能と長年の経験、タイヤを使用しているチームあるいはモーターホームにおけるゲストなどに対する心配りによって生み出されるものです。もう一つの共通の要素は、人のノウハウです。キッチンでは、匠の技は重要ですが、現代のレース用タイヤの製造現場で求められる最先端技術はあまり重要ではありません。ここでは小見出しでのひとつのキーワードである「ハンドクラフト」が反映されており、ピレリのエンジニアによる、測定や分析、準備などのプロセスを写真で見せています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ロス・ブラウン代表(メルセデスAMG)、健康回復で復帰

R.Brawn & J.Button (C)Brawn GP F1 Team
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前戦のスペインGPでは体調不良を理由に欠場したメルセデスAMGチームのロス・ブラウン代表だったが、今回のモナコGPでは通常通りピット・ギャントリーに戻ることがチームから発表された。

説明によれば、欠場の理由は心臓の不整脈だったということで、静養中に病院で精密検査を受けた結果、すでに問題ないことが確認されたという。

ちなみに不整脈となったきっかけについてブラウン代表は、「エキサイティングなサッカーゲームをやったせい」とジョークを飛ばしている。

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HRT、若手対象合同テストにマ・キンファ(中国)の起用を決める

 Ma Qing Hua (C)HRT
23日(水)、HRT(前ヒスパニア・レーシング)は同チームの育成ドライバーであるマ・キンファ(中国)を今年7月に予定される若手対象の合同テストに起用する方針を明らかにした。

マ・キンファは上海生まれで今年26歳。
フォーミュラ・ルノー・アジアやイタリアF3000、A1GPやF3に参戦。
昨年はCTCC(中国ツーリングカー選手権)でシリーズ・チャンピオンを獲得している。
同選手は今回の決定を受け、「中国人ドライバーとして初となるF1テストの機会を与えてくれたHRTに感謝している。
すべての中国国民のため、このモータースポーツでの先駆者として頑張りたい」と意欲をみせた。

なお合同テストは7月8日(日)決勝のイギリスGP終了後、開催地であるシルバーストーン・サーキットを舞台に行われる予定。

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マンセル氏がモナコGPのレーススチュワード(競技審査委員)に

Nigel Mansell (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)は、今週末行われるモナコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、1992年のF1チャンピオン(ウィリアムズ・ルノー)であるナイジェル・マンセル氏(58歳:イギリス)を起用することを明らかにした。

1992年のF1チャンピオン(ウィリアムズ・ルノー)であるマンセル氏は16年間のF1で通算31回の優勝を誇るが、このモナコGPでは優勝したことはない。
なお同氏はこれまでイギリスGPやベルギーGP等でもレーススチュワードを務めている。

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2012/05/23

タイヤから見たモナコGP スーパーソフト、モナコで2012年初登場 (ピレリ)

2011 Monaco GP 小林 可夢偉 (C)Pirelli Motorsport
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2012年モナコGP: 2012年5月24-27日 モナコ

グランプリ概要:
ピレリのFormula Oneタイヤレンジで最も軟らかいコンパウンドであるP Zeroレッド・スーパーソフトが、有名なモナコグランプリで今シーズン初登場します。シーズン中で最もスローでタイトなサーキットで行われるモナコグランプリは、最も権威あるレースでもあります。このグランプリには、スーパーソフトとともにP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択されています。

モナコの市街地サーキットは、ほぼメカニカルグリップに依存するため、ウォームアップ時間が短く、非常に高いレベルのトラクションとコーナリングフォースを提供する、スーパーソフトが理想的です。モナコではオーバーテイク機会が非常に少ないため、予選で上位グリッドを得ることが通常よりも重要なポイントになります。同様に、レース戦略が大きな影響力を持ちます。モナコでは、トラック上でのオーバーテイクよりも、効果的な戦略によるピットストップで順位を上げる方がしばしば容易になります。タイヤの摩耗とデグラデーションレベルは、シーズン中で最も低く、1ストップ戦略を採るチームが現れる可能性もあります。モナコは市街地サーキットのため、レース週末を通して大幅な路面の改善が見られます。そして、フリー走行が木曜日に行われ、金曜日の大半は通常の交通状態に戻されるため、レース週末は、通常よりも一日長くなります。このことは、予選時の路面に乗るラバーの量に影響を与えます。

ピレリジャパン・プレスリリース

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『CVCキャピタル』、F1株式の一部を売却

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F1株式の63%を保有する『CVCキャピタル』が、このほど全体の23%に相当する持ち株をアメリカの投資家グループらに売却したことがわかった。

購入したのはアメリカの投資会社である『ブラックロック』と『ワデル・アンド・リード』、そしてノルウェーの『ノルウェー中央銀行』の3者であるとされている。
今回の売却の総額は16億ドル(約1,280億円)、またこれによりCVCの持ち株比率は約40%に低下したとみられる。

CVCではさらに6月と想定されるシンガポール株式市場での「新規株式公開」を目指していて、現場での真剣なバトルとはまた別にF1を巡る巨額のマネー戦争はさらに拡大しつつある。

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ガレージ火災のウィリアムズ・チーム、「モナコは通常通り」

Image (C)Autosport
前戦スペインGPでみごと復活優勝を遂げたウィリアムズ・チームだが、レース後ピットガレージで大規模な火災事故を起こし、その影響が心配されていた。

これについて同チームでは「ダメージは最小限に留まりモナコGPへの参戦に支障はない見通しである」との見解を示した。
同時にあらためて他チームから示された援助の申し出に対し、「F1における素晴らしいスポーツマンシップと友情に感謝する」とのメッセージを明らかにした。

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スイス紙、「クビサF1復帰不能説」報じる

Robert Kubica (C)Renault F1
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2011年のシーズン開幕前のラリーでの事故により長期の療養を余儀なくされているロバート・クビサ(27歳:ポーランド)について、スイスの『ブリック』紙が「F1復帰不能説」を報じ、注目を集めている。

それによれば重傷を負ったクビサの腕は回復に向かいつつあるも、それはあくまでも一般的な意味であり、F1ドライバーという意味ではまだ復帰にはほど遠いというもの。
同紙は「クビサに関するニュースが流れなくなったのは復帰が現実的なものになっていないから」としている。

当時クビサはロータス・ルノーGPのエース格だったが、そのポジションにはいまキミ・ライコネンが就いている。

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2012/05/22

ピレリ、シルバーストーンまでのコンパウンド選択を発表

2012 Prerri F1 Tyre(C)
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2012年5月21日、ミラノ

ピレリは、今後開催される、モントリオール、バレンシア、シルバーストーン用のP Zeroスリックコンパウンド選択を発表しました。

モントリオールで行われるカナダグランプリには、P Zeroイエロー・ソフトタイヤとP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤが選択されています。バレンシアで行われるヨーロッパグランプリには、P Zeroホワイト・ミディアムタイヤとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが使用されます。最後に、7月にシルバーストーンで開催されるイギリスグランプリには、P Zeroシルバー・ハードタイヤとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択されています。

モントリオールの市街地サーキットは、タイトでツイスティなため、今週末のモナコで使用される、ピレリのタイヤレンジで最も軟らかい2つのコンパウンドが理想的です。バレンシアも市街地サーキットですが、高い気温と高速サーキットのため、ミディアムタイヤとソフトタイヤが適しています。シルバーストーンは、年間を通じて最も高速なサーキットのひとつです。したがって、隣り合っていないハードとソフトの組み合わせは、ピレリタイヤの耐久性と性能の両面をアピールし、各チームの戦略に様々な可能性を提供します。

2012年のレギュレーションでは、通常の状況下において、各チームは、レース週末に6セットの硬い方のコンパウンドと5セットの軟らかい方のコンパウンドを提供され、フリー走行1回目から自由に使用することができます。また、ピレリは、ダンプコンディション用のCinturatoグリーン・インターミディエイト(ドライバーあたり4セット)とCinturatoブルー・ウェットタイヤ(ドライバーあたり3セット)を各グランプリに持ち込みます。

ピレリジャパン・プレスリリース

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マルドナド(ウィリアムズ)、「今のF1はGP2に近づいた」

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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当初ペイ・ドライバー(資金持込ドライバー)とみられたウィリアムズ・チームのパストール・マルドナド(26歳:ベネズエラ)だったが、前戦スペインGPではみごとなポールTOウィン。
その才能をあまねく披露したマルドナドが、かつて自身も活躍したGP2シリーズとの違いを語っている。

「僕が感じるに、今のF1はGP2シリーズに近づいていると思う。
これまでのF1はマシンの能力があまりに大きすぎた。
特定のマシンだけが勝つのを見ているのは退屈なことだよ。
でもGP2はワンメイクのマシンだから勝利の帰趨はマシンじゃなくドライバーなんだね。
少なくとも今年のF1はこれまでよりもドライバーが占める要素が拡大したと思うな」

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好調ロータス、「モナコGPではさらにレベルアップする」

Eric Boullier (C)Lotus F1 Team
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バーレーン、そしてスペインとここ2戦連続して表彰台を獲得している好調ロータス・チームだが、同チームのエリック・ブイユ代表は決して現況に満足していないことを強調した。

「シーズン当初のレースではわれわれのマシンの速さがレース結果に反映されずに悔しい思いをしたが、ここに来てやっと結果に結びついてきたようだ。
しかしこんなものでわれわれはまだ満足することはできないね。
次のモナコでは、さらにレベルアップして他を圧するつもりだ。
われわれのマシンはこれまでどちらかというと高速タイプと言われたが、ここモナコは低速コースなのでエアロダイナミックスを改善してダウンフォースを増やすことになるだろう。
われわれの強みは素直な操縦特性にあるから、きっとそれを活かしてドライバーがやってくれるよ」

同チームのキミ・ライコネンはマクラーレン時代にモナコでポールTOウィンの経験がある。

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エイドリアン・ニューイ氏、「今のF1は技術よりタイヤ戦略」

Adrian Newey (C)RedBull Racing
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F1気鋭のデザイナーとして、これまでウィリアムズ、マクラーレン、そしてレッドブルの各チームで7回ものタイトル獲得に貢献したエイドリアン・ニューイ氏が、現在のF1について次のように語っている。

「これまでF1で勝つためにはドライバーの能力、そしてスピードのある優れたマシンが大きな要素を持っていた。
ところが今年のF1を見ているとちょっと違うようだ。
今年のF1では(ワンメイクであるのに)タイヤが持つ要素が大きくて、その能力の判断と使い方でレースが決まってしまう。
2年連続のチャンピオンであるベッテルは、去年と能力に違いない筈なのに今年はただ5人のウィナーのうちの一人に過ぎなくなっている。
スペインでウィリアムズは久しぶりに勝利したが、しかし彼らはなぜ自分たちが強かったのか理由がわからないでいるのではないか」と、述懐した。

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2012/05/21

モナコGP、木曜日に雨の可能性も

2011 Scene (C)Redbull Racing
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今週末、F1は伝統のモナコGPを迎えるが、現地の天気予報によればフリー走行が行われる木曜日に雨が降る可能性を伝えている。
なお注目の日曜日は晴れの予報だ。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿度
5月24日(木) フリー走行 17- 24度 62%
5月26日(土) 公式予選 晴れのち雨 14- 22度 80%
5月27日(日) 決勝レース 晴れ 14- 21度 81%

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ライコネン(ロータス)、「レースの楽しみは予選結果次第」

K.Raikkonen/2009 MonacoGP (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、3年ぶりのF1復帰を果たしたロータス・チームのキミ・ライコネンはここ2戦連続して表彰台を獲得するなど好調ぶりを示し、再びの勝利が近いことを窺わせている。

そのライコネンは今週末迎えるモナコGPについて、「ここまでウチのクルマはどのコースでもそれなりのスピードをみせてきたから今週ももちろん期待しているよ。
とりわけ、このモナコは特別なグランプリだからね。
でもレース中にコース上でのオーバーテイクというのはほとんど困難なことだから、なんといっても土曜日の午後が肝心になる。
ここでクリアな週末を過ごすのはとても難しいことだけど、レースを楽しみたいならその前の仕事が重要ということさ」と、語っている。

2009年のモナコGPでは、ライコネン(当時フェラーリ)は3位表彰台を獲得している。

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マッサ(フェラーリ)、「チームのサポート信じてる」

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンここまで入賞はわずか1回。
それもバーレーンGPでの9位が最高と困難なスタートとなったフェラーリのフェリッペ・マッサには早くも口さがないイタリアのメディアから交代説がささやかれているが、当のマッサはチームの公式サイトで何も問題がないことを強調した。

「僕はチーム全体から強いサポートを受けていると信じている。
残念ながらそれはまだ結果には反映されていないが、これを改善するために今僕自身もチームも懸命に働いているところ。
そして必ずや臨むべき結果が得られると確信している。
僕はこれまでこのチームで11回も勝利を挙げたし、さらにそれを伸ばすつもりだよ」

とはいえ、マッサの11勝はそのすべてが2009年の大事故(ハンガリーGP)以前のこと。
そのため現在の不振をこの事故の影響とみる向きもあるが、これについてマッサは「それについては45,000回も自問した」と、複雑な心中を吐露した。

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2012/05/20

ロズベルグ(メルセデスAMG)、「モナコGPの優勝候補は10人以上」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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絶対的なチャンピオン候補が不在の今シーズン、開幕からここまでの5戦ではすべてウィナーが異なるという混戦ぶりを示している。

こうして状況を受け、今週末のモナコGPでは「10人以上の優勝候補がいる」と語るのが第3戦中国GPで念願の初勝利を記録したメルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグ(26歳:ドイツ)だ。

「モナコは僕のホームグランプリとも言えるレースだから、とても楽しみだよ。
自分自身、これまでここではいつも調子が良かったし、今年はさらに手応えがあるんだ。
当日は家族をはじめ友人も多く応援に駆け付けてくれる筈なので、余計に力が入る。
でも今年のF1はタイヤの使い方がカギになるので、優勝候補はそう、10人以上いるんじゃないかな」

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モナコGP、トンネル部分でのDRS使用を禁止へ

Monaco Image (C)Force India F1
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今週モナコGPを迎えるにあたり、FIA(国際自動車連盟)は今年も名物トンネル部分でのDRS(可変リヤウィング)使用を金・土を含め禁止する方針とみられる。

市街地特設コースで行われるモナコGPでは、トンネル内部はもちろん出口部分もランオフエリアが限られていて、昨年はザウバー・チームのセルジオ・ペレスが派手なクラッシュ事故を起こしたことも記憶に新しい。

F1の安全に神経を尖らせるFIAは、少しでもでもリスクを減らすことに留意。
こうしたことからモナコGPのDRSゾーンに関しては今年も昨年同様スタート/フィニッシュストレートに設定される見通しだ。

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6月16-17日、オースティン(テキサス州)で『Formula Expo』

Pitstop Scene (C)Williams F1
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2007年のインディアナポリス以来、開催が途絶えているアメリカでは今年11月にオースティン(テキサス州)で5年ぶりとなるF1グランプリを予定しているが、これに先立ち6月16日(土)-17日(日)の両日、当地で特別イベント『フォーミュラ・エキスポ』を開催することがわかった。

当日は歴代のF1マシンが展示される他、F1シミュレーターが設置されてリアル体験ができたり、実際のマシンを使ってのピットストップ作業も行われるという。
いまいちF1人気が盛り上がらないとされるアメリカだが、主催者はこうしたイベントを通じファンの関心を高めたい意向だ。

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2012/05/19

バーコードの解読 (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月16日、ミラノ

ピレリは、それぞれのグランプリに約1800本のタイヤを持ち込みます。しかし、タイヤの運命は、サーキットに到着するずっと以前から決定されています。各レース用のタイヤは、グランプリ前に特定の生産工程で製造されます。

レース用タイヤは、トルコ最大の都市イスタンブール近郊のイズミットにある、ピレリの先進的なモータースポーツ用タイヤ工場で製造されます。製造工程において、各タイヤにはFIAが提供するバーコードが割り当てられます。このバーコードは、いわばタイヤの「パスポート」で、加硫工程でタイヤ構造内部に埋め込まれ、取り替えることはできません。このコードは、各タイヤのあらゆる詳細な情報を含み、データを読み書きすることができるピレリのRTS(レーシング・タイヤ・システム)ソフトウェアによって、レース週末を通して、タイヤのトレースを可能にします。

ヨーロッパのグランプリへ向けて、タイヤは、ピレリの物流と流通の拠点であるイギリスのディドコットへ輸送されます。ディドコット到着後、FIAのオフィシャルは、次のグランプリへ持ち込まれるタイヤのバーコードリストを受け取ります。そして、FIAは、バーコードと(そのバーコードが埋め込まれた)タイヤを、ランダムに各チームへ割り当てます。ピレリは、このプロセスには全く関与しません。したがって、ピレリがタイヤの割り当てをコントロールすることはできません。そもそもイズミットの厳格な品質管理プロセスは、工場から出荷されるすべてのタイヤが同品質であることを保証しています。

サーキットへ到着後、タイヤは、FIAによって準備されたバーコードリストに厳密に準拠して、各チームへ供給されます。バーコードによって、FIAとピレリは、各チームがレギュレーションに従い、正しいタイヤを使用していることを確認できます。

各チームには、1年間、専任のピレリエンジニアが配属されます。しかし、エンジニアが参照可能なデータは、彼(または彼女)が配属されたチームに関する週末のデータのみです。したがって、各チームの戦略が損なわれることはありません。開発データは、次世代のタイヤ開発を担当する研究チームを支援するために、すべての情報をモニターするピレリのシニアエンジニアによって監督されています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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お台場にマクラーレン・ホンダのサウンドが

A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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今年4回目を迎える東京お台場メガウェブでのスペシャルカーの祭典『MEGA WEBフェスタ』で、今回1989年シーズンにアラン・プロスト&故アイルトン・セナがドライブしたマクラーレン・ホンダ『MP4-5』がデモンストレーションランを行うことがわかった。

イベントは5月19日(土)・20日(日)の両日。
詳細についてはこちらで。

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小林可夢偉(ザウバー)、「モナコはやはり特別」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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昨年、自身最高位タイとなる5位入賞を果たしたモナコGPを前に、ザウバー・チームの小林可夢偉は次のように意欲をみせた。

「F1ドライバーにとって、やはりモナコは特別なもの。
幸い、今年のクルマはあまり不得意なコースがないので、市街地特設コースで戦われるモナコでも強さを発揮できるのではないか。
ただコースがあのように狭いので、結果を出すにはトラブルに巻き込まれずに走り切ることが肝要だ。
それさえできればポイントは付いてくるよ」

また昨年は予選Q3で大クラッシュを演じその後欠場を余儀なくされた僚友ペレスも、「あのクラッシュは僕にとって大きな転換点になった。
不運な出来事だったけど、あの事故で僕は多くのことを学んだし、あれを境に成長したと自負している。
今年のモナコでは、その成長して自分をみせられると確信している」と、自信をみせている。

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フェラーリもウィリアムズもドライバー交代を否定

Adrian Sutil (C)Toyota Motorsports
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フェラーリではマッサが、またウィリアムズではセナがそれぞれメディアによりドライバー交代の対象にされているが、当然のようにフェラーリ・チームもまたウィリアムズ・チームもシーズン途中での交代を否定している。

マッサについてはスーティルが、セナについてはボタスがその後継候補に名前を伝えられているが、最も早いのは来週のモナコGP後、その次は第11戦ハンガリーGP(7月29日決勝)の夏休み、と交代の時期まで噂はエスカレートしているもの。

しかしこれについていずれのチームもシーズン末まで交代はないと明言した。

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2012/05/18

ベッテル(レッドブル)、「今年の予選には意味見出せない」

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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昨年・一昨年と連続でタイトルを獲得したレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、同じく予選においてもこの2年間でポールポジション25回という圧倒的なスピードをみせつけていた。
しかしそのベッテルですらこれまでの戦いについて、「今年の予選にはあまり意味がない」と、述懐している。

「今年はこれまで5回のレースでポールが4人、レースでは5人のウィナーが現れている。
いったい誰が速くて誰が勝つのかまったくわからないんだ。
例えばマクラーレンは予選ではいつも僕らより速いのに、レースでは逆に僕のほうが上位だった。
今年F1に何が起きているのか、理解するのはとても難しいよ。
だから次のモナコでポールを獲るのはHRTかも知れないな」

HRTの今季予選結果は、バーレーン(デ・ラ・ロサ)の20位が最高。
107%ルールによる予選失格が延べ2回記録されている。

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デイリー(フォース・インディア)、「野ウサギとは接戦だった」

Conor Daly (C)Sahara Force India F1
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17日(木)、サハラ・フォース・インディア・チームはケンブル・エアフィールドとして知られるイギリスのコッツウォルド空港を舞台にレギュレーションで許されている直線のみのエアロダイナミックス・テストを行った。

今回同チームのマシン『VJM05』のステアリングを握ったのはGP3(土)のコナー・デイリー(20歳:アメリカ)。
その名が示すように、1980年代に当時のマーチやウィリアムズ等で活躍した元F1ドライバー、デレック・デイリー氏(59歳:アイルランド)の子息だ。

しかしながら、最も集中した最後の走行時になんとコースに飛び出したのは野生のウサギ。
デイリーは「野ウサギとは接戦だった。
こっちはDRS(可変リヤウィング)を使っていたので、互角の勝負だったよ」と、語っている。

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ドイツ・ファン、半数以上が「シューマッハ今季で引退」

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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ドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』がこのほど行ったリサーチで、ドイツ国内のF1ファンの半数以上がミハエル・シューマッハ(43歳:ドイツ)について今季限りで引退になるとみていることがわかった。

これまで苦戦を強いられてきたメルセデスAMGチームだが、今季チームメイトであるニコ・ロズベルグのほうは中国GPでポールポジションを獲得すると同時に念願の初勝利を記録。
コンスタントに入賞も重ねていてここまで41ポイントを獲得している。
一方、シューマッハのほうは5戦中3戦でリタイヤを余儀なくされていて、10位が最高。
獲得ポイントも対照的にわずか2ポイントに留まっている。

調査では、シューマッハが来季も現役を継続すると回答したのはわずか26%に留まったという。

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2012/05/17

ハミルトン(マクラーレン)への処分に不満の声も

Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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スペインGP公式予選でみごとなポールポジションを獲得しながらも、アタック後にレギュレーションで定められた燃料を残していなかったとして失格にされたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンへの処分について、他チームからも「重すぎるのでは」との声が上がっている。

それによれば、同チームが燃料計算をミスしたのは予選Q3セッションだけのことで、タイムを取り消すのであればQ3のものだけで良かったのでは、というもの。
その場合、ハミルトンは最後尾ではなくトップ10に近いグリッドが得られた計算になる。

しかしこうした指摘についてFIAレーススチュワード(競技審査委員)の責任者であるチャーリー・ホワイティング氏は、「予選はQ1からQ3までで予選セッションを構成している。
だからどこかで違反があれば、それは予選セッション全体に影響を及ぼすことは避けられないものなのだ」と、説明した。

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モニシャ・カルテンボーン/ザウバーCEO、チーム株式取得

M.カルテンボーン&小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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16日(水)、ザウバー・チームは同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOが全体の3分の1にあたるチーム株式を取得したことを発表した。
残りについては引き続きペーター・ザウバー代表とチームのグループ関連会社が保有する。

これについてザウバー代表は、「2009年、BMWが突然撤退するという最も苦しい時期に彼女はチーム生き残りのため献身的に仕事をしてくれた。
彼女に株式を持ってもらうことは、チームの連続性を提供する意味で当然の成り行き。
今後できるだけ長くチームの運営にあたって欲しいと思っている」と語った。

インドで生まれたカルテンボーンさんはオーストリアに移住、法律を学び弁護士になると共に同国の国籍を取得。
ザウバー・チームの株主だったフリッツ・カイザー・グループに就職したことからF1に関わることになり、当初チームの法的部門を管理する立場にあったが、大きな変革はBMWが突然F1からの撤退を表明してチームが「放り出された」時。
これを機に取締役となってチーム全体の運営をみる立場になり、現在F1では珍しい女性のCEO(最高経営責任者)としてチームの信頼を得ている。

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ウィリアムズ・チームの負傷スタッフ、全員帰国

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ウィリアムズ・チームは、スペインGP終了後に起きたピットガレージでの火災事故で負傷し、バルセロナの病院に入院していた最後の一人も無事帰国したことを明らかにした。

それによれば帰国したのは50歳の男性クルーで、消火活動の際に火傷を負ったものという。
今後はイギリスの病院で追加治療を受ける予定。

事故の原因について、一部メディアがスタッフがピットガレージ内で吸った煙草の不始末と報じたが、チームはこれについて「あり得ないこと」と完全否定している。

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2012/05/16

早くもストーブリーグ? マッサ&セナらが俎上に

Bruno Senna (C)Williams F1
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2012年シーズンはまだ20戦中の開幕5戦を終えただけだが、早くも一部のドライバーにはそのシートに不穏な動きが出始めているようだ。

噂に上がっているのはフェラーリのフェリッペ・マッサ(31歳:ブラジル)、そしてウィリアムズのブルーノ・セナ(28歳:ブラジル)の二人。
いずれもチームメイトであるアロンソ(フェラーリ)とマルドナド(ウィリアムズ)が今季優勝を遂げているのに対し、いろいろ理由はあるにせよ精彩を欠いているのは事実だ。

無責任な報道によれば、マッサのシートにはエイドリアン・スーティル、そしてセナのそれにはリザーブ&テストドライバーであるバルテリ・ボタスの名前が浮上しているという。

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鈴鹿のイベントにアレッサンドロ・ナニーニ来場へ

Alessandro Nannini/Benetton B188 (C)Williams F1
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今年開場50周年を迎えた鈴鹿サーキット(モビリティランド)は9月1日(土)2日(日)の両日に『鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデー』のイベントを行うが、これに元ベネトン等のF1ドライバーであるアレッサンドロ・ナニーニ氏(52歳)が来場することがわかった。

ナニーニは1986年に当時のミナルディ・チームでF1デビュー、通算5年に留まったF1キャリアだが唯一の優勝が感動的だった1989年の日本GP(鈴鹿)。
しかし翌1990年日本GPのための来日直前、シエナの自宅敷地内で起きたヘリコプター事故により右腕切断という悲劇的な不運に見舞われた。

こうしたこともあってか日本には根強いファンが定着しているとみられ、今回の決定は鈴鹿50周年の盛り上がりにさらに華を添えることになりそうだ。

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大惨事もあり得た、ウィリアムズ・ガレージの火災事故

 Image
深刻な被害者もなく消火されたウィリアムズ・チーム・ガレージの火災事故だが、状況がわかるにつれ事態が深刻なものだったことがわかってきた。

ガレージには燃料を納めたドラム缶やガスボンベ、さらに引火性の化学物質などがあり火災は絶対禁止の状況。
しかし他チームのスタッフは消防隊が到着する前に自らの危険を顧みず消火活動に参加、万一爆発がおきれば大変な惨事になりかねなかったという。

各F1チームは、一致してこの友好チームのため消火活動に邁進しただけでなく、マクラーレンなどからすでにウィリアムズ・チームの失われた機材について2週間後のモナコGPに向け援助を申し出ている。

なお当時マルドナドの(優勝)マシンは別の場所にあったことが確認されているが、セナのマシンはガレージ内にあったとされ他チームから支援のしようがないマシン本体の損害の程度が心配されている。

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2012/05/15

マルドナド(ウィリアムズ)に母国大統領から祝意

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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不振を囲っていた名門ウィリアムズ・チームには2004年以来となる復活優勝、そして自身にとってもまた出身国ベネズエラにとっても記念すべきF1初勝利をもたらせたパストール・マルドナドに、ベネズエラのウゴ・チャベス大統領から直ちに電話で祝意が寄せられた。

新興国の例に違わずベネズエラも国策企業が大きな力を持っているが、マルドナドに対しても政府系石油会社『PDVSA』が支援するなど国を挙げての協力が特徴だ。
なおこれによりベネズエラは世界で21か国目のF1ウィナー輩出国になった。
また南米出身ドライバーとしてはやはり前出の2004年のファン・モントーヤ(コロンビア/ウィリアムズ)以来の快挙になる。
ちなみに日本を始めアジアからはいまだにF1ウィナーは現れていない。

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スーティル(前フォース・インディア)、バルセロナで就職活動

Adrian Sutil (C)Force India F1
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ウィリアムズ・チームの復活優勝で湧いたスペインGPだが、一時同チームの有力候補だったエイドリアン・スーティル(29歳:ドイツ)がバルセロナのパドックにマネージャーと共に現れ話題を呼んだ。

前フォース・インディアのスーティルは、昨年の中国GPの際に傷害事件を起こしたとして刑事被告人に。
裁判では執行猶予付きの判決が下されたが、これもあってかF1シートは失っている。

F1復帰の可能性を伝えているのはスーティルの地元ドイツのメディアだが、期待もあってか場合によってはマッサの後継としてフェラーリ入りを報じるものまである。
なお、2006年にはスーティルは全日本F3チャンピオンにもなっている。

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ウィリアムズ・チーム、感謝のステートメント

Williams Team (C)Williams F1
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13日(日)、決勝レース後のピットガレージで火災があり他チームのメンバーを含めて計7名が病院に運ばれる事故を起こしたウィリアムズ・チームが、14日(月)ステートメントを発表して謝意を表した。

それによれば自チームの一人を除き全員がすでに退院したこと。
その一人の経過は良好で現在火傷の治療を受けているがそれも2日以内にはイギリスに戻る予定であること。
火事の原因についてまだ不明だが、FIA(国際自動車連盟)と地元の機関と共に調査中であること。
そして今回の件で示されたF1パドックでの友情に深く感謝する、とのフランク・ウィリアムズ代表の言葉を添えた。

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2012/05/14

ウィリアムズ、スペインでピレリとともに8年ぶりの勝利

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月13日、バルセロナ

スペイングランプリにおいて、タイヤ戦略が重要な役割を果たし、ウィリアムズのパストール・マルドナードが優勝しました。ウィリアムズにとっては、2004年ブラジルグランプリ以来の勝利となります。マルドナードは、今シーズン5戦目で5チーム目かつ5人目の勝者となりました。

マルドナードは、ポールポジションからのスタートでしたが、フェラーリのフェルナンド・アロンソにトップを奪われ、11周目に最初のピットストップを行いました。第1スティントで最も成功したドライバーは、マクラーレンのルイス・ハミルトンで、最後尾から4位まで浮上し、14周目にハードタイヤへ交換しました。

予選より涼しいコンディション(気温23℃、路面温度32℃)の下、P Zeroシルバー・ハードタイヤの最適な作動領域となり、多くのチームがこのタイヤを中心的に活用しました。もうひとつの選択タイヤであるP Zeroイエロー・ソフトタイヤは、素晴らしい性能を発揮し、主に予選とレース開始時に使用され、全ドライバーがソフトタイヤでスタートしました。

マルドナード優勝の鍵は、彼がアロンソよりも2周早く2回目のピットストップを行い、ハードタイヤへ交換したタイミングでした。これにより、マルドナードは速いラップを数周行い、アロンソが26周目にピットストップを行った際に逆転しました。その後、マルドナードは、3ストップ戦略でリードをコントロールすることができました。アロンソもまた3ストップ戦略を採りました。最後のピットストップ後、マルドナードは、P Zeroシルバー・ハードタイヤで25周を走行し、アロンソに3.1秒差をつけてフィニッシュしました。両ドライバーともにソフトタイヤでスタートし、その後3セットのハードタイヤを使用しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

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アロンソ(フェラーリ)、「勝利にも等しい2位」

Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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勝利こそマルドナドに譲ったものの、2位18ポイントを追加してベッテル(レッドブル)と並ぶポイント・ランキングの首位に躍り出たフェラーリ・チームのフェルナンド・アロンソは、今回の2位を「勝利にも等しい」と自賛した。

「前回のバーレーンGPではウィナー(ベッテル)から1分近くも遅れてのゴールだったけど、今回の2位はそのレッドブルのマシンをオーバーテイクし最後の最後まで優勝を争ってのものだから価値がある。
その上、十分なポイントを獲得してランキングでも1位になったんだからね。
マシンは相変わらず苦しんでいるけれど、それでもこうして表彰台に上がるというのはとても励みになることだよ。
さらにクルマをアップデートさせて、チャンピオンシップ争いを続けたいね」

今回2位で終えたとはいえ、(優勝がマルドナドで)ライバルたちがポイントを伸ばせなかったことはアロンソにとって大きいことだ。

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5位入賞小林可夢偉(ザウバー)、「次戦モナコが楽しみ」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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マシントラブルにより予選Q3を走れず10番グリッド(その後9番手に)からのスタートを余儀なくされたザウバー・チームの小林可夢偉だったが、決勝レースでは健闘よく自身最高位タイとなる5位でチェッカーフラッグを受けた。

「アップデートされたマシンはよく機能したし、チームのみんなはほんとうに良くやってくれたね。
いまのポテンシャルなら予選だってもっと上に行けた筈だと思ってるよ。
それでもレースではトラフィックに引っ掛かってオーバーテイクは容易なものじゃなかった。
今のコンペティティションはとても難しくて、週末のすべてを上手くまとめなければならないんだ。
そしてそれをうまくやってのけたのが今週のマルドナド(ウィリアムズ)だったんだね。
次のモナコは前回も調子が良かったところなので、楽しみにしているよ」

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シューマッハ(メルセデスAMG)に次戦グリッド降格ペナルティ

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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スペインGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、13日(日)行われたスペインGP決勝レース中に起きたブルーノ・セナ(ウィリアムズ)とミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)とのアクシデントについて審議対象としていたが、その原因は追突したシューマッハの側に非があるとして、次戦グリッド5番降格のペナルティを通知した。

関係者によれば、セナは摩耗したタイヤでのコントロールに苦しみブレーキングのタイミングが多少早くなったものと推察されるが、後から突っ込んだ形となったシューマッハがセナを無線で「間抜け野郎」とののしっていたことが判明、スチュワードの心証を悪くしたのかも知れない。

なおこのアクシデントで両者共このレースをリタイヤに追い込まれている。

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優勝のウィリアムズ・チーム・ガレージで火災事故

Williams Team Garage (C)Williams F1
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13日(日)行われたスペインGPはパストール・マルドナドがウィリアムズ・チームに2004年以来という勝利で湧いたが、これに水ならぬ火を差すような事故が起きた。

これは祝勝に湧く一方で撤収作業中だった同チームのガレージ奥で小規模の爆発事故が起き火災になったもの。
関係者によれば、「KERS」(運動エネルギー回収システム)システムが爆発の原因で、これが近くにあった燃料等の可燃物に引火した可能性があるという。
火災は現地の消防により直ちに消火されたが、この事故でウィリアムズ・チームと応援に駆けつけたフォース・インディアのクルーら5人がメディカルセンターに搬送されたと伝えられている。

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2012/05/13

マルドナド(ウィリアムズ)ポールTOウィン 可夢偉5位

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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スペインGPは今年もポールシッターの優勝ということになった。
心配された雨は前夜のうちに上がり、完全なドライコンディションでレースはスタート。
そしてポールポジションからスタートしたF1わずか2年目のパストール・マルドナドが24戦目にしてうれしい初勝利を飾った。
ベネズエラ人ドライバーとしても史上初。
またここ数年不振に苦しんだウィリアムズ・チームにとっても2004年のブラジルGP(ファン・モントーヤ)以来となる優勝でフランク・ウィリアムズ氏の70歳の誕生日に花を添えた。
なおこれで今季ここまでの5戦すべて異なるウィナーということになった。

2位はレース前半リードしながらも届かなかったホームグランプリのアロンソ(フェラーリ)。
しかしチャンピオンシップ・ポイントでは貴重な2位を獲得ということになった。
3-4位にロータスのライコネン&グロージャン、そして5位にザウバーの小林可夢偉。
これは可夢偉にとって2011年のモナコGPに並ぶ自身最高位になるもの。
6位ベッテル(レッドブル)、7位ロズベルグ(メルセデスGP)、8位最後尾から追い上げたハミルトン(マクラーレン)、9位バトン(マクラーレン)、そして10位がヒュルケンバーグ(フォース・インディア)だった。

ザウバーのペレスはピットストップ時にトラブルがありリタイヤ。
他にピック(マルシア)、カーティケヤン(HRT)、セナ(ウィリアムズ)、そしてシューマッハ(メルセデスAMG)もリタイヤとなっている。

スペインGP:決勝レースの結果はこちら
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ハミルトン、ピレリP Zeroイエローで今季3度目のポールポジション

ルイス・ハミルトン (C)McLaren Group
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2012年5月12日、バルセロナ

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、スペイングランプリ公式予選において、P Zeroイエロー・ソフトタイヤを使用して今シーズン3度目のポールポジションを獲得しました。スペイングランプリでは、P Zeroイエロー・ソフトタイヤとP Zeroシルバー・ハードタイヤが選択されています。

ハミルトンは、1分21秒707を記録し、スペインでは自身初のポール獲得で、マクラーレンにとっては通算150回目のポールポジションとなりました。予選では、各チームによる様々な戦略が見られました。

パストール・マルドナードは、P Zeroイエローで2位を獲得しました。自己ベストのグリッドであると同時に、ウィリアムズにとって2010年のブラジルグランプリ以来の最高位グリッドとなりました。

ピレリジャパン・プレスリリース

*注意 本リリースは、ハミルトンの予選失格処分前に発行されたものです。

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FIAのレーススチュワード、「燃料確保は競技者の問題」

FIA
ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトン(マクラーレン)を一転失格処分に陥れたFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)による裁定について、マクラーレン・チームは当初「不可抗力だった」と異を唱えたものの、結局これを受け入れたことがわかった。

レーススチュワードは、「レギュレーションに沿った燃料を確保することはチーム(競技者)が管理すべきことがらで、これに不可抗力ということはない」と指摘している。
(今回ドライバー出身枠のスチュワードにはトム・クリステンセン氏)

なお失格処分は予選結果についてのみであり、ノータイムということからハミルトンには決勝レースに最後尾からの出走が許されている。

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マルドナド、「ベネズエラにとって素晴らしい結果」

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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公式予選を終えて2番手、ハミルトンの失格により結果的に自身初のポールポジションを獲得することになったウィリアムズ・チームのパストール・マルドナドは、母国ベネズエラにとって素晴らしい結果だと喜びを表した。
またレースペースも良いことから日曜日の決勝レースにも強い自信をみせている。

ベネズエラにとってF1ドライバーは1980年代に当時のセオドールから出走したジョニー・チェコット(予選最高15位、決勝6位)以来、マルドナドが二人目で、もちろんこの予選結果は同国にとっても初の快挙ということになる。
(マルドナドのこれまでの予選最高は昨年のイギリスGPの7位、決勝は今年の中国GPの8位)

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小林可夢偉(ザウバー)、「ストップの指示あった」

小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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今季第3戦の中国GP以来となる予選Q3進出を果たしたザウバー・チームの小林可夢偉だったが、しかし最終ピリオドの場に小林のマシンはなかった。

「予選でのマシンはとても素晴らしいパフォーマンスで、トラフィックがなければもっといけたと思う。
トップ5争いだってできたのでは、と思うけれど、でもQ2のチェッカーを受けた後、チームから無線で「ハイドロリック系のトラブルがあるのでマシンを止めろ」という指示があったんだ。
Q3を走れなかったのはもちろん残念だけど、ここまでマシンを仕上げてくれたことに感謝したい」

また同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは、「2台共にQ3に進出したという結果にはとても満足しています。
ただ可夢偉のマシンにはトラブルが出てしまい、ダメージを拡大させないためにストップさせざるを得なかったことを申し訳なく思う。
でも、明日の決勝レースについてはいい結果が得られるものと期待しています」と、語っている。

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シューマッハ(メルセデスAMG)、走路妨害で戒告処分

Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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スペインGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、12日(土)に行われたフリー走行3回目セッション中、メルセデスAMGチームのミハエル・シューマッハが他車(ハミルトン)の走行を妨害したとして戒告処分に処したことを明らかにした。

それによればシューマッハは、13コーナーでコースアウトして再び戻る際に、15コーナーに差し掛かったハミルトンの直前で復帰、その走行を妨害したというもの。

なお、戒告処分はグリッド降格や罰金とは異なり実質的なペナルティにはならないが、再び繰り返されれば厳重な処分が下される可能性がある。

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マルドナド(ウィリアムズ)初ポール! ハミルトン失格

Pastor Maldonado (C)Williams F1
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12日(土)行われた。スペインGP公式予選で自身22回目となるポールポジションを獲得した筈のルイス・ハミルトン(マクラーレン)だったが、その直後にストップした。

ハミルトンのマシンにはピットに戻るだけの燃料がなかったことが判明。
F1レギュレーションでは、ドライバーたちはピットまで自走して戻らなければならないとされており、さらに検査のために最低1リットルの燃料がマシンに残っていなければならないとされている。

FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)は「ハミルトンのタンク内の燃料が不十分」と判定、予選を失格とし予選結果からハミルトンを除外することを決めた。
これによりスペインGPのポールポジションはウィリアムズ・チームのパストール・マルドナド(26歳:ベネズエラ)が初めての獲得することとなった。
なおハミルトンはグリッド最後尾からのスタートを許された。

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2012/05/12

スペインGPのポールポジションはハミルトン(マクラーレン)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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スペインGP公式予選の結果、ポールポジションはマクラーレンのルイス・ハミルトンがただ一人ベストタイムを1分21秒台に入れる1'21.707のタイムで獲得した。
ハミルトンのポールはマレーシアGP以来になるもので今季3回目。
自身通算22回目の快挙となった。

2番手はなんとウィリアムズ2年目のパストール・マルドナドが獲得。これまで最高が予選7番手だったマルドナドにとって、もちろんこれは予選最高位になるものだ。
3番手はアロンソ(フェラーリ)、4-5番手にグロージャン&ライコネンのロータス勢、6番手ペレス(ザウバー)、7番手ロズベルグ(メルセデスAMG)、8番手のベッテル(レッドブル)と9番手のシューマッハ(メルセデスAMG)は出走したもののノータイム。
そしてマシントラブル(ハイドロリック系か)でQ3出走がならなかった小林可夢偉(ザウバー)が10番手となった。

スペインGP:公式予選の結果はこちら
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予選Q2、バトンもウェバーも脱落! ザウバー勢は突破

激しいタイム争いが繰り広げられた予選Q2は、波乱が起きた。
トップは1'22.105をマークしたウィリアムズのマルドナド。
以下、ハミルトン(マクラーレン)、グロージャン(ロータス)、ペレス(ザウバー)、ライコネン(ロータス)、アロンソ(フェラーリ)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、ベッテル(レッドブル)、小林可夢偉(ザウバー)、そしてシューマッハ(メルセデスAMG)までの10台がQ3進出を決めた。
ただし小林可夢偉は直後にマシンをコース上に止めている。

ここで脱落したのはバトン(マクラーレン)、ウェバー(レッドブル)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、ベルニュ(トロ・ロッソ)、リカルド(トロ・ロッソ)、そしてマッサ(フェラーリ)の7台。

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予選Q1はハミルトンが最速、ザウバー勢もクリア

スペインGPの公式予選がスタート。
20分間に渡って行われたQ1は、マクラーレンのハミルトンが1'22.583のタイムでトップ通過。
以下、グロージャン(ロータス)、アロンソ(フェラーリ)、ロズベルグ(メルセデスAMG)、マルドナド(ウィリアムズ)、小林可夢偉(ザウバー)、ライコネン(ロータス)、バトン(マクラーレン)、ウェバー(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、シューマッハ(メルセデスAMG)、ベッテル(レッドブル)、ディ・レスタ(フォース・インディア)、マッサ(フェラーリ)、リカルド(トロ・ロッソ)、ペレス(ザウバー)、そしてベルニュ(トロ・ロッソ)の17台が通過した。

ここで脱落したのはアタックラップの最後にコースアウトしたセナ(ウィリアムズ)、ペトロフ(ケータハム)、コバライネン(ケータハム)、ピック(マルシア)、グロック(マルシア)、デ・ラ・ロサ(HRT)、そしてカーティケヤン(HRT)の7台。
ただしカーティケヤンは107%タイムの1'28.363に届かない1'31.122でクリアできていない。

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フリー走行3回目はベッテルが最速 小林可夢偉3番手

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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注目の公式予選を前に12日(土)午前行われたスペインGPのフリー走行3回目セッションは、レッドブル・レーシングのベッテルが1'23.168という今週末最速のタイムを記録してトップに立った。

レッドブルは僚友のウェバーも4番手タイムを記録したが、上位その他の顔ぶれはこれまでと少々異なるもの。
2番手がマルドナド(ウィリアムズ)、3番手小林可夢偉(ザウバー)、5番手もペレス(ザウバー)、6番手アロンソ(フェラーリ)、7番手ベルニュ(トロ・ロッソ)、8番手バトン(マクラーレン)、9番手ライコネン(ロータス)、そして10番手がロズベルグ(メルセデスAMG)というものだった。

フェラーリのマッサは11番手、マクラーレンのハミルトンは16番手、メルセデスAMGのシューマッハは17番手。
ロータスのグロージャンは有効タイムを記録する以前にマシントラブル(燃料系?)によりストップを余儀なくされた。
なお、ハミルトンは第1・2セクター共に最速だったが最後のシケインでトラフィックに見舞われタイムを落としている。

スペインGP:フリー走行3回目の結果はこちら
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ピレリP Zeroイエロー・ソフト、フリー走行で最速タイムを記録

ジェンソン・バトン (C)McLaren Group
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2012年5月11日、バルセロナ

ヨーロッパラウンドが始まり、スペイングランプリの開催地バルセロナでのフリー走行2回目において、P Zeroイエロー・ソフトタイヤ(今シーズン初めて、P Zeroシルバー・ハードタイヤとともに選択されています)が最速タイムを記録しました。

午後のフリー走行2回目では、ジェンソン・バトンが最速タイム1分23秒399を記録しました。予報通りのドライで高い気温のなか、各1時間30分の2回のフリー走行が行われ、各ドライバーは、土曜日の予選時に遭遇する可能性があるコンディションを確認することができました。日曜日の決勝は雨になる可能性も伝えられています。

バルセロナは、タイヤに非常に厳しいサーキットのひとつであるため、各チームは、2回のフリー走行を通して、様々な燃料搭載量での摩耗とデグラデーションを評価し、戦略に合わせたセットアップを行いました。多くのチームがムジェロテストでアップグレードを行っており、バルセロナのフリー走行は、最新のアップグレードと2012年型ピレリタイヤの相互作用を再確認する機会となりました。

今回のタイヤ選択は、今シーズン初めての隣り合っていないコンパウンドの組み合わせで、コンパウンド間の性能差は、ラップあたり約1秒となっています。決勝では、今日のフリー走行で収集されたデータに重点を置いた戦略がより重要になります。

午前中のフリー走行1回目では、P Zeroシルバー・ハードタイヤが集中的に使用され、午後のフリー走行2回目は、P Zeroイエロー・ソフトタイヤ中心のセッションとなりました。フリー走行1回目の最速タイムは、フェラーリのフェルナンド・アロンソによる1分24秒430でした。

ピレリジャパン・プレスリリース

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小林可夢偉(ザウバー)、「順調な一日だった」

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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スペインGP初日のフリー走行を、1回目セッション3番手、2回目も9番手と好調なペースを維持したザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにこの日を振り返った。

「今日はとても良い初日だったと思うね。
ロングランはハードタイヤでもソフトタイヤでも感触は悪くなかったし、最速タイムもまだプッシュできる余地はあったので明日が楽しみ。
あとは予選仕様のマシンバランスだね」

またジャンパオロ・ダラーラ/トラックエンジニアリング責任者も、「全体として良い金曜日になった。
ペレスはコースオフした際にフロアを少々傷めてしまったが、可夢偉のほうは順調。
ムジェロの合同テストで導入した新しい空力パッケージも期待通りに働いているようだ」と、語っている。

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メルセデスAMG、『スターウッド』とスポンサー契約

Star.Wood logo (C)Mercedes Motorsports

メルセデスAMGチームは、世界的規模のホテルグループである『スターウッド・ホテル&リゾート』社とオフィシャル・スポンサー契約を結んだことを発表した。

同社は『シェラトン』や『ウェスティン』らを始めとする著名なホテル・ブランドを傘下に持つグループで、今回の契約により今後同チームのスタッフは海外遠征の際に同ホテルの豪華な部屋に宿泊することになるという。

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ピレリ陣営、タイヤ批判の声に反発

tyre Work (C)Mercedes Motorsports
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先の中国GPでみごと復活優勝を果たしたメルセデスAMGチームだが、ロズベルグの活躍が称賛される一方でミハエル・シューマッハは苦戦。
これまで2度に渡ってF1タイヤへの不満を吐露している。
しかしこれについてピレリタイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは次のように反論した。

「全体として、われわれのタイヤ哲学はドライバーから支持を得ていると思っている。
パドックのすべてが一致してスタンスを変更するというならば、タイヤ開発の方向を変更する可能性はあるが、いまファンの声はF1レースが面白くなったというものだろう。
最近、たった一人の人が不満を語ったことは承知しているが、われわれがただ一人の意見で左右されることはない」

シューマッハは先に、「今のF1レースはまるでタイヤのために戦っているようだ。
とにかくタイヤにストレスを掛けないことが必須で、マシンはもちろんドライバーだって自身の限界まで試すことができないでいる。
F1グランプリはタイヤのためのレースではないんだ」と、語っていた。

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スペインGPのスチュワードはトム・クリステンセン氏

Tom Kristensen (C)Audi Motorsport

11日のフリー走行に先駈け、FIA(国際自動車連盟)はスペインGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)をトム・クリステンセン氏(43歳:デンマーク)が務めることを明らかにしている。

クリステンセン氏のスチュワード就任は一昨年のオーストラリアGP、昨年のドイツGPに続いてこれが通算3回目。
同氏はF1レース経験こそないがテスト経験は豊富。
1993年には全日本F3選手権でチャンピオンになっている。
またスポーツカーレース界ではスーパースターで、とりわけルマン24時間レースでは史上最多となる通算8回もの総合優勝を遂げている。

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2012/05/11

フリー走行2回目はバトン(マクラーレン)が最速タイム

Jenson Button (C)McLaren Group
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11日(金)午後に行われたスペインGPフリー走行2回目セッションはさらにタイムアップ、マクラーレンのジェンソン・バトンが1'23.399のタイムでトップに立った。
天候は晴れ、路面コンディションももちろんドライで行われている。
マクラーレン・チームはこのセッションでも新旧のフロントウィングを試しながらトライしていたが、ベストタイムの時はハイノーズのものであったようだ。

2番手はベッテル(レッドブル)、以下ロズベルグ(メルセデスAMG)、ハミルトン(マクラーレン)、ライコネン(ロータス)、グロージャン(ロータス)、ウェバー(レッドブル)、シューマッハ(メルセデスAMG)、小林可夢偉(ザウバー)、そしてヒュルケンバーグ(フォース・インディア)というトップ10に。

フェラーリ勢はマッサ11番手、午前最速だったアロンソもソフトタイヤとの相性か、午後は14番手に留まった。
ザウバーのペレスは12番手。
またHRTのカーティケヤンはマシントラブルに見舞われてノータイムに終わっている。

スペインGP:フリー走行2回目の結果はこちら
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フリー走行1回目、アロンソ最速 小林可夢偉が3番手

Fernaodo Alonso Fans (C)Ferrari S.p.A
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F1ヨーロッパ・ラウンドの幕開けとなるスペインGPがスタートした。
11日(金)午前に行われたフリー走行1回目は、フェラーリ・チームのアロンソがトップタイムを記録、地元スペインのアストゥリアス州から駆けつけたファンの声援に応えた。

2番手はレッドブルのベッテル、そして3番手にザウバーの小林可夢偉。
早い段階でただ一人1分24秒台を記録したこのタイムは、長い時間破られずにタイミングモニターのトップに君臨した。

以下、バトン(マクラーレン)、セナのマシンを駆ったボタス(ウィリアムズ)、シューマッハ(メルセデスAMG)、グロージャン(ロータス)、ハミルトン(マクラーレン)、ライコネン(ロータス)、そしてヒュルケンバーグ(フォース・インディア)がトップ10。

このセッションでは他にもケータハムF1でコバライネンに代わりアレクサンダー・ロッシが、HRTでもカーティケヤンに代わって地元スペインのダニ・クロスが、そしてフォース・インディアでもディ・レスタに代わりジュール・ビアンキがドライブするなどフレッシュな顔ぶれがパドックを明るくした。

スペインGP:フリー走行1回目の結果はこちら
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マッサ(フェラーリ)の後継候補、今度はディ・レスタ

Paul Di Resta (C)Force India F1
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毎月のように異なる名前が浮上するフェリッペ・マッサ(フェラーリ)の後継候補だが、今度名前が伝えられたのは現フォース・インディア・チームのポール・ディ・レスタ(26歳:イギリス)。

これを報じたのはディ・レスタの地元イギリスの『ミラー』紙で、跳ね馬チームからディ・レスタとフォース・インディアとの間の契約について照会があったというもの。

マッサの後任については先にバトン(マクラーレン)、次にペレス(ザウバー)、そしてウェバー(レッドブル)らの名前が伝えられたばかりだが、そもそもフェラーリ首脳はマッサの放出自体を認めてはいない。

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スペインGP、土・日に雨の可能性も

2011 Scene (C)Lotus F1 Team
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今週末、F1はヨーロッパ・ラウンドの幕開けとなるスペインGPを迎えるが、現地の天気予報によれば土・日にバルセロナ・サーキットとしては珍しく雨が降る可能性を伝えている。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿度
5月11日(金) フリー走行 晴れ 15- 24度 42%
5月12日(土) 公式予選 晴れのち雨 17- 26度 64%
5月13日(日) 決勝レース 15- 20度 85%

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ブラウン代表(メルセデスAMG)、体調不良でスペインGP欠場

2009 Scene (C)Ex.Brawn GP F1 Team
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メルセデスAMGチームは、同チームのロス・ブラウン代表が今週末のスペインGPを欠場することを発表した。
理由は体調不良ということで、医師から大事を取るようアドバイスを受けたとのこと。

バルセロナ・サーキットで行われるスペインGPはブラウン代表にとってブラウンGP時代の2009年、バトン&バリチェッロの手により1-2フィニッシュを遂げた験がいいグランプリだが、今回はイギリスに留まり、現地の指揮はボブ・ベル/テクニカル・ディレクターが執るという。

なおチームは次戦モナコGPには復帰するとの見通しを期待も込め明らかにしている。

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2012/05/10

シューマッハ(メルセデスAMG)、再びピレリタイヤ批判

tyre Work (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、タイヤのコントロールに苦しんでいると伝えられるメルセデスAMGのミハエル・シューマッハが、再びピレリタイヤについて厳しい評価を繰り返している。

これはアメリカの『CNN』の取材に応えたもので、その中でこの元7回のF1チャンピオンは、「今のF1レースはまるでタイヤのために戦っているようだ。
とにかくタイヤにストレスを掛けないことが必須で、マシンはもちろんドライバーだって自身の限界まで試すことができないでいる。
F1グランプリはタイヤのためのレースではないんだけどね」と、手厳しい。

メルセデスのF1復帰後初勝利を若きチームメイトであるニコ・ロズベルグに奪われたシューマッハにとって、気に掛けなければならない要素は多そうだ。

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撤退も伝えられるメルセデスAMG、それでも来季新スポンサー

IWC logo (C)Mercedes Motorsport
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F1株式公開を巡り、その過程に反発してF1撤退も辞さずの構えをみせていると言われるメルセデスだが、その一方で2013年シーズンからの新スポンサー獲得を表明、難しい立場をみせている。

今回発表されたのはスイスの著名時計メーカーである『IWC シャフハウゼン』だが、その契約は2013年の1月からというもの。
もしもメルセデスAMGが今季限りでF1撤退するのであれば、この契約は当然無効ということになる訳で、そうしたことから撤退の姿勢はポーズだけとの見方も伝えられている。

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マクラーレン・チーム、作業の万全を期しクルー再編成

Pitstop Image (C)McLaren Group
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いよいよ今週末からF1はスペインGPという新たなヨーロッパ・ラウンドを迎えるが、これを機にマクラーレン・チームがピットクルーを再編成して臨むことがわかった。

というのも、ここ数戦ピットストップ時に行われたタイヤ交換でトラブルが相次ぎ、バトン&ハミルトンのいずれもが順位を落とす結果になったことからだ。
わずか数秒で4輪すべてのタイヤ交換と、さらにウィングの設定変更等を行うF1のピット作業にはたいへんな集中力が要求されている。

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2012/05/09

ジャック・ビルニューブ、父の『312T4』をドライブ

Jacques Villeneuve /Ferrari 312T4 (C)Ferrari S.p.A
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5月8日(火)、フェラーリはかつて同チームで走り、伝説的ドライバーとなっている故ジル・ビルニューブ選手(カナダ)の没後30年を迎える追悼イベントを行った。

同氏の子息で1997年のF1チャンピオンでもあるジャック・ビルニューブ氏が、父の1979年シーズンのマシンである『312T4』をフィオラノ・サーキットでドライブした。

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HRT、スペインGPのフリー走行にダニ・クロス起用

Dani Clos (C)HRT
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HRT(前ヒスパニア・レーシング)は、今週末行われるスペインGPの金曜日フリー走行セッションに同チームのリザーブ&テストドライバーである地元のダニ・クロス(23歳:スペイン)を起用することを明らかにした。

クロスは昨年行われた若手対象のアブダビ合同テストでも同チームのマシンを走らせている。
当日はナレイン・カーティケヤンに代わり、『F112』を走らせる予定。

なおクロスは以前まだ19歳当時にウィリアムズ・チームでもF1テストを行ったことがある。

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メルセデスのF1継続は今季成績次第か

Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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メルセデスAMGチームは完全否定しているが、それでもヨーロッパ・メデイアの一部は同チームのF1撤退の可能性を報道し続けている。

それによればFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のシンガポール証券市場への上場に際し、同社に役員就任の打診がなかったことでメルセデス本社の理事会が反発を強めているというもの。
伝えられるところでは、今シーズン終了後に理事会であらためてF1参戦計画について検討し、継続か否かを判断するという。

ただ、もしメルセデスがF1から撤退となれば自身のチームだけでなく、同社のエンジン供給を受けているマクラーレンやフォース・インディア・チームらにも大きな影響が出ることは避けられない。

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2012/05/08

ムジェロ・サーキット、合同テスト無事終了に安堵

Mugello Circuit (C)Ferrari S.p.A
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先週行われたムジェロ合同テストは無事3日間の日程を終了したが、これに最も安堵の胸をなで下ろしているのはサーキットの責任者だったろう。
というのも、今回のテストにあたり、ケータハムF1のヴィタリー・ペトロフ(27歳:ロシア)からサーキットの安全性に不備があると指摘されていたからだ。

幸い、テストは大きなアクシデントもなく終了。
とはいえ、F1グランプリ開催サーキットとは異なり、テストで使われるだけのサーキットにはコース自体のセーフティエリアや緊急時の医療体制等に不備があるケースが多い。

なお、イタリアのムジェロ・サーキットは2輪のモトGPでは有名なコース。
フェラーリ・チームの親会社であるフィアット社が所有している。

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レッドブル・レーシング、スペインGPでは特別カラーリング

Redbull『RB3』(C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングでは、今週末行われるスペインGPに特別仕様のカラーリングで彩られた『RB8』で臨むことを明らかにした。

それによれば、これは同チームが協賛している脊髄損傷者へのチャリティ基金である『ウィングズ・フォー・ライフ』に協力するもので、合計2万5千人分の顔写真がボディカウルに貼り付けられるという。

なお同チームでは過去にも同じく脊髄損傷者の治療を研究する団体である『フェイシーズ・フォー・チャリティ』へのチャリティで同様の企画を行ったことがある。

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ラルフ(シューマッハ弟)、兄の復活優勝を確信

M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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元ウィリアムズなどで通算6回のF1優勝を誇るラルフ・シューマッハ(36歳:ドイツ)が、兄であるミハエルの復活優勝が近いことを独『ビルト・サンタグ』紙の取材に語った。

「兄がF1に復帰したのにはそれなりの成算があった筈。
ここまではメルセデスと共に苦労してきたけれど、中国GPでのチームメイト(ニコ・ロズベルグ)の優勝に刺激を受けなかった訳がない。
当然、今度は自分の番だと思っているに違いないし、そうなると思っているよ。
ただ、いくら偉大なドライバーとはいえ衰えの時は来る。
いずれ引退を再び余儀なくされるだろうけれど、それでもチーム(メルセデスAMG)には残るんじゃないかな」

数年先、ピット・ギャントリーで指揮を執る「シューマッハ監督」の姿が見られるかも知れない。

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2012/05/07

ザウバー・チーム、チェルシーのFAカップ優勝に祝意

Sauber/Chelsea (C)Sauber Motorsport AG
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この週末、ロンドンのウェンブリー競技場で行われた英国プレミアリーグの『FAカップ』で、先にザウバー・チームとの間でスポンサー契約を結んだチェルシー・フットボール・クラブがみごと優勝を遂げた。
これを受けザウバー・チームは自身のツイッターで祝意を明らかにした。

チェルシーはロシアの大富豪で知られるロマン・アブラモビッチ氏がオーナーを務めているが、この快挙は間違いなく両者の関係にも好影響をもたらすことだろう。

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ウェバー(レッドブル)、スペインでは2010年の再来目指す

Mark Webber/2010 Scene (C)Redbull Racing
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今季ここまで表彰台こそないものの、4戦すべてで4位入賞と手応えを感じているレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(35歳:オーストラリア)は、次戦スペインGPに向け「2010年の再来を目指す」と、さらなる意気込みをみせている。

「F1はいよいよヨーロッパ・ラウンドということになるけれど、毎年このわずかなインターバルで勢力図に変化が繰り返されているんだ。
幸い、ムジェロ合同テストではわれわれも確実な進化が感じられたし、次のレースが楽しみでしかたないよ。
スペインは、僕にとっていい思い出のグランプリでもあるしね」と、ウェバー。

2010年のスペインGPでみごとなポールTOウィンを飾っている他、2009年は3位表彰台、2011年もポールポジションを獲得するなどウェバーは常にここで好調さをみせてきた。

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アルグエルスアリ、ピレリでの初テスト開始へ

Pirelli F1 Staff (C)Pirelli Motorsport
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ピレリタイヤではシーズン中としては今季初となるF1タイヤのテストを今日(7日)からスタートさせる。

場所はスペインのヘレス・サーキットで、今回から新任である前トロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリ(22歳:スペイン)が担当する。

なお同タイヤのポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターによれば、今季はさらにベルギーのスパフランコルシャン、イタリアのモンツァ・サーキットでも同じくテストを行う予定という。

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2012/05/06

HRTファクトリー完成、トッド/FIA会長も視察に

HRT Factory (C)HRT
このインターバルに行われたムジェロ合同テストも辞退して本拠地ファクトリーの移転を行っていたHRT(前ヒスパニア・レーシング)だが、無事作業が終了、4日(金)にお披露目を行った。

この披露式にはFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長をはじめスペイン。モータースポーツ界の重鎮なども招待され、マドリッドに建設されたその最新鋭の設備を視察してまわった。
これにより、同チームは『107%ルール』の脅威からの脱出を図ることになる。

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渦中のウェバー(レッドブル)、残留が最優先?

C.Horner & M.Webber (C)RedBull Racing
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今シーズン末でレッドブル・レーシングとの契約が切れるベテランのマーク・ウェバー(35歳:オーストラリア)だが、現役引退どころかフェラーリ・チーム移籍やレッドブル残留などすっかりパドックの噂の焦点になっている。
そんな中、当のウェバーは他チーム移籍も含め、噂に左右されていないことを強調した。

「僕がフェラーリ・チームのドライバー・リストに載っているというのは光栄なことだね。
でも、あそこは先月はペレス(ザウバー)だったし、その前はバトン(マクラーレン)だったんじゃないの。
僕はいまこのチーム(レッドブル)で結果を残すために全力を傾注していて、来年のこと、ましてや移籍のことなど考えていられる状況じゃないんだよ。
移籍を口にするのは、きちんとサインしてからのことさ」

とはいえ、ウェバーにとって最も望ましいのはチャンピオン・チームであるレッドブル・レーシング残留だろう。

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フォース・インディア、ヤブヘビの巨額支払い命令

『VJM05』Image (C)Sahara Force India F1
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フォース・インディア・チームはF1マシン開発に関わる知的所有権について、これを模倣したとしてケータハムF1(元チーム・ロータス)&マイク・ガスコイン氏、そしてエアロ・ラボ社らを訴えていたが、4日(金)、ロンドン高等法院が下した判決は逆にフォース・インディア側に支払いを命じるものとなった。

伝えられるところによれば、訴訟費用を含めケータハムF1(親会社である1マレーシア・レーシング・チーム)に25万ポンド(約3200万円)、マイク・ガスコイン氏に40万ポンド(約5100万円)、そしてエアロラボ社には70万8千ポンド(約9100万円)で、合わせて135万8千ポンド(約1億7500万ポンド)という巨額のものという。

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2012/05/05

ザウバー・チーム、「ペレスの火災 深刻でない」

Sergio Perez (C)Sauber Motorsport AG
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今週行われたムジェロ合同テストで好調ぶりをみせたザウバー・チームだが、最終日セルジオ・ペレスのマシンがピットに戻った際、煙を上げて心配された。

出火場所からその原因はエンジンではないかとみられたが、チームではこれを否定。
エクゾースト部分の遮熱板から煙が出ただけで深刻なものではないと説明した。

当然同じシステムを僚友の小林可夢偉も使う訳で、早急なトラブル対策が期待される。

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実は引く手あまた? マーク・ウェバー(レッドブル)

Redbull Renault (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングにはその前身である元ジャガー・チームに2003年から在籍。
現在エースのベッテルよりはるかに先輩である筈だが、2年連続チャンピオンを獲得したチームメイトの陰に霞んでしまったようだ。

そのため周囲からはすでに引退の言葉も聞かれていたが、マッサの後継候補としてフェラーリ・チームへの移籍をイタリア誌に伝えられるなど注目を集め始めた。

そしてここに来て今度は地元オーストラリアのメディアが「レッドブル・レーシング残留確定」の報を流すなど、すっかりその価値が再確認された形だ。
今年36歳になるこのベテラン、さらにその輝きを増すかも知れない。

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ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ハンガリーでデモラン

McLaren Hungary Demo (C)McLaren Group
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今週、各F1チームがイタリアのムジェロ・サーキットに集結して合同テストを行う一方で、マクラーレン・チームはハンガリーのブダペストでデモンストレーションランを行った。

これは同チームのタイトル・スポンサーである『ボーダフォン』の4日間にわたるプロモーション・イベントの一環で、用意されたマシンにはジェンソン・バトンが乗り込み市街地特設コースを時速200キロを越えるスピードで爆走、また目の前で行われたピットストップ作業などに観客から大きな声援が送られたということだ。

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2012/05/04

ピレリ、ムジェロテストを完了

(C)Pirelli Motorsport
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2012年5月3日、ムジェロ

Formula Oneの各チームは、2008年以来初のシーズン中テストにおいて、ピレリの2012年型タイヤで走行する機会を得ました。3日間のテストは、イタリアのムジェロで行われました。ムジェロは、2010年8月、ピレリのFormula Oneタイヤのプロトタイプが初めて走行した場所です。

各チームは、テスト用アロケーション(年間を通じてテスト用に各マシンに割り当てられたタイヤ)100セットの未使用分からコンパウンドを選択することが許可されており、テストでは全てのコンパウンドが使用され、最終日にはスーパーソフトでの走行も見られました。テスト用アロケーション100セットには、年末に予定されている若手ドライバーテストでの使用も含まれています。
(C)Pirelli Motorsport
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テスト初日(火曜日)は強い雨に見舞われたため、各ドライバーは、Cinturatoグリーン・インターミディエイトとCinturatoブルー・フルウェットもテストする機会がありました。しかし、コンディションが悪く、一日の走行は限られたものとなりました。水曜日と木曜日には天候が回復し、各チームは、2012年型ピレリタイヤレンジの理解を深めるとともに、空力やその他のアップグレードを評価するテストプログラムを完了することができました。

一周の間に多様なスピードとコーナーが存在するため、タイヤ性能のあらゆるパラメーターがテストされるムジェロで、多くのサードドライバーが初めて2012年型ピレリタイヤをテストしました。ムジェロの路面は非常に粗く、タイトなヘアピンや数か所のクイックなコーナーとともに、長い中・高速コーナーがあります。

テストの最速ラップは、ロータスのロマン・グロージャンによる1分21秒035でした。比較として、ムジェロのラップレコードは、2004年に記録された1分18秒704です。これは、異なるレギュレーションとタイヤによって記録されたものです。

ピレリジャパン・プレスリリース

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フェラーリ、テスト最終日にアップデート機軸を投入

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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今回のムジェロ合同テストではライバルのマクラーレン・チームがテストドライバーに任せる一方で、戦闘力アップが必須とされ連日レースドライバーを投入したフェラーリ・チームでは、その最終日に期待のアップデート機軸を投入したことがわかった。

それによれば、3日目を走った『F2012』にはエクゾースト部分の最終処理、そしてこれに伴うリヤ部分のエンジンカバーに変化が確認されたという。

これが直ちに大幅なラップタイムのアップに資するかは疑問だが、着実にスピードを上げるための意欲は感じられそうだ。

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ムジェロ・サーキットでのテストに安全性批判も

Mugello Circuit (C)Lotus Team
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イタリア・ムジェロ・サーキットで行われた今回のF1合同テストは無事3日間のプログラムを終了したが、一部ドライバーからはコースの安全性について疑問が投げ掛けられたようだ。

これは英『オートスポーツ』が伝えたもので、それによればケータハムF1のヴィタリー・ペトロフが「ムジェロ・サーキットはF1のテスト場所としては不適格」と語っているとのこと。

ペトロフは「残念ながら、われわれはここに来るべきではなかった。
ここは元々F1マシンのレベルで設計されたものではなく、タイヤバリヤの近さなど万一の時の脅威は著しい」と言うが、これまでのところ他のドライバーから同様の指摘はなく、逆に高速コーナーを歓迎する向きも多い。
(近年F1コースのほとんどを占めるティルケ設計のコースは低速コーナーの存在が特徴とされる)

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ムジェロ合同テスト最終日 グロージャン締める(5/03)

Romain Grosjean (C)Lotus F1 Team
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Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 R.グロージャン FRA Lotus Renault 1'21.035 66
2 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'21.267 106
3 F.アロンソ ESP Ferrari 1'21.363 98
4 D.リカルド AUS Toro Rosso Ferrari 1'22.143 117
5 S.ペレス MEX Sauber Ferrari 1'22.229 118
6 N.ヒュルケンバーグ GER Force India Mercedes 1'22.325 55
7 P.マルドナド VEN Williams Renault 1'22.497 63
8 N.ロズベルグ GER Mercedes 1'22.579 129
9 O.ターベイ GBR McLaren Mercedes 1'22.662 99
10 P.ディ・レスタ GBR Force India Mercedes 1'23.002 34
11 H.コバライネン FIN Caterham Renault 1'23.169 139
12 T.グロック GER Marussia Cosworth 1'23.466 110

   * 2012 Test Time : 1'21.603 小林可夢偉/Sauber Ferrari (5/02)
   * 2012 Test Time : 1'21.603 R.Grosjean/Lotus Renault (5/02)
   * 2008 Test Time : 1'21.010 L.Badoer/Ferrari (9/17)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2012/05/03

小林可夢偉(ザウバー)の最速タイム、裏付けあり

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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初日が雨だったこともあり、実質的なスタートとなったムジェロ合同テスト2日目、ザウバー・チームの小林可夢偉がロータスのロマン・グロージャンと共にトップタイムを記録した。

本番グランプリでの公式予選とは異なり、テストでのタイムは一般的にマシン評価の決め手にはならないとされているが、ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』は今回ザウバーのマシンがみせたスピードにはそれなりの理由があると伝えた。

それによれば今回小林可夢偉が走らせた『C31』は、新設計のフロントウィングなどエアロダイナミックス、そしてこれまでも定評があったエクゾースト・システムにさらなる改良が施されていて、これがベストタイムに功を奏したというもの。
ただ、高速コーナーの多いムジェロ・サーキットは、現在の一般的なグランプリコースとは性格が異なるとも伝えられている。

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ロータス、ライコネンのテスト参加取り止め

Romain Grosjean (C)Renault F1 UK
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ロータス・チームは、当初ムジェロ合同テスト2日目にキミ・ライコネンの参加を予定していたが、初日が雨で予定したプログラムの消化が遅れたことからチームメイトであるロマン・グロージャンに交代したことを明らかにした。

グロージャンは最終日の3日目にも走る予定で、同じドライバーが続けることでテストの効果を高めたいとしている。
なお、同チームでは初日の1日(火)はテストドライバーであるジェローム・ダンブロジオがステアリングを握っていた。

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ムジェロ合同テスト2日目 小林可夢偉最速(5/02)

小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 小林 可夢偉 JPN Sauber Ferrari 1'21.603 87
1 R.グロージャン FRA Lotus Renault 1'21.603 97
3 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'21.825 64
4 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'21.997 54
5 F.マッサ BRA Ferrari 1'22.257 106
6 J.ベルニュ FRA Toro Rosso Ferrari 1'22.422 65
7 D.リカルド AUS Toro Rosso Ferrari 1'22.588 22
8 M.シューマッハ GER Mercedes 1'23.404 144
9 C.ピク FRA Marussia Cosworth 1'23.982 46
10 V.ペトロフ RUS Caterham Renault 1'24.312 112
11 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'24.480 59
12 T.グロック GER Marussia Cosworth 1'24.499 37
13 P.ディ・レスタ GBR Force India Mercedes 1'24.749 14
14 B.セナ BRA Williams Renault 1'24.842 100

   * 2012 Test Time : 1'22.444 F.Alonso/Ferrari (5/01)
   * 2008 Test Time : 1'21.010 L.Badoer/Ferrari (9/17)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2012/05/02

マーク・ウェバー(レッドブル)、来季跳ね馬チーム入り?

 El Confidencial
スペインのメディアが現レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーの来季フェラーリ・チーム入りの可能性を報じ、話題を呼んでいる。

伝えたのは『エル・コンフィデンシャル』紙で、それによればフェラーリ・チームはすでにマーク・ウェバーとの間で2013年の仮契約を結んだというもの。

ウェバーとレッドブル・レーシングとの契約は今年2012年末までとされているので不思議はないが、これまでフェラーリ・チームはペレス(現ザウバー)ら若手ドライバーの起用に傾いているとみられていたので、事実であれば経験豊富なベテランに舵を切ったことになる。

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『阪神酒販』、次戦スペインGPでお披露目記者発表会

 Joraku
今シーズン、レッドブル・レーシングに対しオフィシャル・スポンサー契約を結んだ兵庫県神戸市の阪神酒販(株)は、ヨーロッパ・ラウンドの幕開けとなる次戦スペインGPで記者発表会を行うことを明らかにした。

場所は同グランプリの開催地であるバルセロナ・サーキットの同チーム・パドック。
日時はフリー走行が行われる5月11日(金)16時30分からということだ。
当日は日本自慢の日本酒の『グローバルライン』をはじめ、さらに焼酎の新たなブランド『JORAKU』や梅酒が振る舞われるという。

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ピレリ、2008年以来のシーズン中テストでムジェロへ

(C)Pirelli Motorsport
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2012年4月30日、ミラノ

ピレリは、5月1日~3日まで、イタリア・ムジェロで行われる3日間のテストのため、Formula One史上最重要な場所のひとつへ向かいます。昨シーズンのアブダビでの若手ドライバーテストを除き、シーズン中にFormula Oneのテストが行われるのは、2008年の9月以来となります。

ピレリにとってムジェロは、より新しい重要性を持つ場所となりました。ここは、ピレリがFIAと3年間のFormula Oneタイヤ単独サプライヤー契約を締結後2ヶ月も経たない2010年8月、ピレリのFormula Oneタイヤのプロトタイプが初めてトラックを走行した場所なのです。

当時、ニック・ハイドフェルドがトヨタTF109でテストを行いました。今回は、Formula Oneの全チームが3日間テストのためにムジェロを訪れます。今回のテストの主要な目的は、2012年仕様のピレリP Zeroタイヤの動作について理解を深めることです。特に、各チームの焦点は、全てのコンパウンドとマシンとのバランスの最適化や、空力アップグレードがタイヤに与える作用を見極めることになると思われます。多くのチームが、サードドライバーによる今年初の走行をムジェロテストで予定しています。

ピレリジャパン・プレスリリース

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ムジェロ合同テストタイム(5/01:雨)

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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Pos. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.アロンソ ESP Ferrari 1'22.444 46
2 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'23.648 24
3 J.ベルニュ FRA Toro Rosso Ferrari 1'23.891 32
4 J.ダンブロシオ GER Lotus Renault 1'24.048 40
5 N.ロズベルグ GER Mercedes 1'24.100 49
6 小林 可夢偉 JPN Sauber Ferrari 1'24.736 48
7 O.ターベイ GBR McLaren Mercedes 1'25.303 30
8 J.ビアンキ FRA Force India Mercedes 1'25.475 19
9 R.ゴンザレス VEN Caterham Renault 1'27.179 35
10 C.ピク FRA Marussia Cosworth 1'27.359 45
11 V.ボタス FRA Williams Renault 1'29.179 28
12 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'50.898 4
13 M.シューマッハ GER Mercedes -------- 5

 参考* 2008 Test Time : 1'21.010 L.Badoer/Ferrari F2008 (9/17)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2012/05/01

初のウィナーズ・サークル佐藤琢磨、「素晴らしいチーム」

佐藤 琢磨 (C)Honda Motor Co Ltd. 拡大します
F1時代、それも2004年のアメリカGP以来の実に8年ぶりとなる3位表彰台(インディカーではウィナーズ・サークル)を勝ち取った佐藤琢磨(レイホール・レターマン/ホンダ)は、「チームの作戦が素晴らしかったこと」、また「シリーズ年間の最大イベントインディ500を前に手応えを掴んだこと」を評価した。

佐藤琢磨の詳しいコメントはこちら

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サッカー『チェルシー』がザウバーのスポンサーに

Sauber/Chelsea (C)Sauber Motorsport AG
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イギリス・プレミアリーグの名門サッカークラブ『チェルシーFC』が、ザウバー・チームとの間でスポンサー契約を結んだことが発表された。

サッカークラブがF1チームのスポンサーになるのはおそらくこれまで例にないことだが、チェルシーはロシアの大富豪で知られるロマン・アブラモビッチ氏がオーナーを務めていて、今回の契約には同氏の意向が働いたと推測されている。

これにより、次戦スペインGPからは同チームのマシン『C31』のリヤカウルに同クラブのロゴが掲出されることになる。

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ムジェロ合同テスト走行予定リスト

Mugello Gate (C)Ferrari S.p.A
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今日5月1日(火)から3日(木)までイタリアのムジェロ・サーキットを舞台に、シーズン中唯一となる合同テストが行われる。
各チームによる参加ドライバーのリストは以下の通り。
なおHRTだけはチームの本拠地移転という理由で不参加となっている。

【ムジェロ合同テスト走行予定リスト】

Team 1日(火) 2日(水) 3日(木)
レッドブル ウェバー ウェバー/ベッテル ベッテル
マクラーレン ターベイ/パフェット パフェット ターベイ
フェラーリ アロンソ マッサ アロンソ
メルセデス ロズベルグ/シューマッハ シューマッハ ロズベルグ
ロータス ダンブロジオ ライコネン グロージャン
フォース・インディア ビアンキ ディ・レスタ ヒュルケンバーグ
ザウバー 小林可夢偉 小林可夢偉 ペレス
トロ・ロッソ ベルニュ ベルニュ/リカルド リカルド
ウィリアムズ ボタス マルドナド セナ
ケータハム ゴンザレス ペトロフ コバライネン
マルシア ピック ピック/グロック グロック
HRT ---- ---- ----

   ---は不参加

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