不運続きのシューマッハ(メルセデス)、ピレリタイヤを批判
Michael Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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チームメイトであるニコ・ロズベルグがF1初勝利を挙げここまで35ポイントを獲得する一方で、まだわずか2ポイントと苦戦が続くメルセデスAMGチームのミハエル・シューマッハがその原因にピレリタイヤのパフォーマンス不足を指摘、波紋を呼んでいる。
「今年これまでレースを戦ってきて、僕が一番不満に思っているのはみんなタイヤを持たせることに腐心しているばかりということなんだ。
とりわけタイヤに厳しい今回のバーレーンではタイヤによる制約が厳しくて、ドライバーは終始自分のドライビングの限界やマシンの限界以下で走ることを余儀なくされている。
まるでセーフティカーに先導されるようなこうした状況が果たしてF1として正しいものなのか……」と、疑問を投げ掛けた。
ただこれに対しピレリタイヤのポール・ヘンベリー氏は、「他のドライバーたちはみなタイヤとうまく向き合ってちゃんと機能させている。
シューマッハのような経験豊富なドライバーからのこうした発言には驚いている」と、困惑を隠せないでいるようだ。
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