ロス・ブラウン代表、エクレストン氏との関係緊迫へ
Ros Brawn (C)Mercedes Motorsports
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ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』がFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏とロス・ブラウン氏(メルセデスAMG)のとが鋭く対立していることを伝え、これが場合によってはメルセデスのF1撤退にも繋がりかねないと警鐘を鳴らしている。
それによれば、この二人の英国人は次のコンコルド協定の内容を巡って意見が大きく食い違っているとのこと。
F1チームの収益に大きく関わるコンコルド協定だが、その実態は明確にされておらずフェラーリなど過去に実績を持つ一部のチームが大きな恩恵を受けるような内容になっていると推測されている。
今回表面化した問題点は、ブラウン代表が過去のベネトンやブラバムGP時代の実績も反映させるよう求めたのに対し、これをエクレストン氏が拒否したものという。
ブラウン代表は現在メルセデスAMGチームの責任者であり、場合によってはメルセデス自体がF1から撤退という可能性すらあると指摘されている。
メルセデスは自身のワークスチームだけでなくマクラーレンとフォース・インディアの2チームにもエンジンを供給していて、もし撤退となればその影響は計り知れないものになりかねない。
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