« フェラーリ社長、「最後に太陽はわれわれにほほ笑む」 | トップページ | ベッテル(レッドブル)の『敗因』は無線の故障 »

2012/03/28

ザウバー/エンジニア、「可夢偉不振は戦略の誤り」

Giampaolo dall'Ara (C)Sauber Motorsport AG
拡大します
同僚のセルジオ・ペレスが初の表彰台獲得に湧く一方で、予選17番手決勝レースでもペレスのように上位を走ることもなくリタイヤに終わった小林可夢偉について、「戦略の誤りがあった」とその事情をレース後に吐露した。

「チーム全体としてはこの困難な状況のレースでよく戦えたと思うが、個々のドライバーについて言えばペレスの戦略がことごとく当たったのに対し、小林可夢偉のほうは不運だった。
タイヤ交換についてもわれわれはもっと早く彼をピットに呼び戻すべきだったが、天候が読めないあの時点ではやむを得なかった。
また最後はブレーキシステムにリークというトラブルでストップせざるを得なかったことも申し訳なく思っている」

2台のマシンで戦略を異にするのはザウバー・チームの伝統的な手法で、一方が好成績を収めた裏にはもう一方の成績が振るわないというのはしばしばみられることではある。

|

« フェラーリ社長、「最後に太陽はわれわれにほほ笑む」 | トップページ | ベッテル(レッドブル)の『敗因』は無線の故障 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ザウバー/エンジニア、「可夢偉不振は戦略の誤り」:

» たまたま可夢偉の戦略が外れただけのこと [予定は未定であって決定ではない]
ペレスの躍進を横目に、辛いレースになっちゃったよね可夢偉にとっては。でも、元記事にも書かれているとおりで、可夢偉とペレスで戦略を変えたことによってペレスは表彰台に上がったわけだから、逆も十分あり得るはずなんだよね。... [続きを読む]

受信: 2012/03/28 22:30

« フェラーリ社長、「最後に太陽はわれわれにほほ笑む」 | トップページ | ベッテル(レッドブル)の『敗因』は無線の故障 »