ザウバー/エンジニア、「可夢偉不振は戦略の誤り」
Giampaolo dall'Ara (C)Sauber Motorsport AG
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同僚のセルジオ・ペレスが初の表彰台獲得に湧く一方で、予選17番手決勝レースでもペレスのように上位を走ることもなくリタイヤに終わった小林可夢偉について、「戦略の誤りがあった」とその事情をレース後に吐露した。
「チーム全体としてはこの困難な状況のレースでよく戦えたと思うが、個々のドライバーについて言えばペレスの戦略がことごとく当たったのに対し、小林可夢偉のほうは不運だった。
タイヤ交換についてもわれわれはもっと早く彼をピットに呼び戻すべきだったが、天候が読めないあの時点ではやむを得なかった。
また最後はブレーキシステムにリークというトラブルでストップせざるを得なかったことも申し訳なく思っている」
2台のマシンで戦略を異にするのはザウバー・チームの伝統的な手法で、一方が好成績を収めた裏にはもう一方の成績が振るわないというのはしばしばみられることではある。
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