新エンジン・メーカー『ピュア社』、供給に自信みせる
Bench Test Image (C)BMW Motorsports
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開発の基地として旧トヨタF1の本拠地だったドイツ・ケルンのTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)を選択した新エンジン・メーカー『ピュア社』は、新参であるにもかかわらずその供給に自信をみせている。
これは同社を率いるクレイグ・ポロック氏(56歳)が語ったもので、その中でこのスコットランド人は、「われわれの準備は順調に進んでいるよ。
今年7月にはベンチテストを始めたいと思っている。
目標はF1のエンジン規則が変更される2014年シーズンだが、それがなければ2013年からだっていいくらいだ。
供給先についてはまだ決まっていないが、少なくとも2つ以上のチームに供給することを目指している」としている。
複数のチームにエンジンを供給しているメーカーとしては、ルノー、メルセデス、そしてフェラーリの3社が挙げられるが、1社最大3チームまでという規則からするとこれでは9チームしか参加できないことになり、いずれにせよワークス以外のF1エンジン・メーカーは必須。
現在のコスワースがもしも撤退した場合、ピュア社の存在は欠かせないものとなりそうだ。
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