豪に新たなヒーロー、その名はダニエル・リカルド
Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
拡大します
これまでオーストラリアGPといえばマーク・ウェバー(レッドブル)の母国グランプリというイメージだったが、今年はその様相に変化が表れたようだ。
それを起こしたのはスクーデリア・トロ・ロッソに起用されたダニエル・リカルド(前HRT:オーストラリア)。
フリー走行1回目、いきなり7番手となって注目を浴びたリカルドは、初めての公式予選でも堂々最終ピリオド進出を果たし、10番手のグリッドを獲得してみせた。
決勝レースではオープニングラップでのアクシデントに巻き込まれいったん最後尾まで転落。
しかし最終的には9位フィニッシュ、みごと今季初戦でポイント獲得を果たしたもの。
「最後はもう何が起きたのかわからなかったんだ。
青旗が振られているのが見え、団子のような集団でバトルを演じていたからね。
とにかくここで一つでもポジションを上げようとしてもう懸命にアタックしたよ。
結果、その前の周では12位だったものを、9位でフィニッシュすることができたんだから最高さ」
そう語るこの若者はまだ21歳。
観客からは地元の英雄ウェバーに対するもの以上の声援がリカルドに送られていた。
| 固定リンク
最近のコメント