ベッテル(レッドブル)の『敗因』は無線の故障
Redbull Duo (C)Redbull Racing
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マレーシアGP決勝レース中、周回遅れのカーティケヤン(HRT)と接触して大きく順位を落としたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が中指を立てて非難する様子が国際映像で流れ、地元ドイツのメディアすらも呆れさせている。
また同じくベッテルに対しレース中の無線でマシンを止めるよう指示が出されたものの、ベッテルがこれを無視したと報じるメディアも現れた。
これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「無線の故障でベッテルに指示が伝わらなかった」と説明しているが、その背景にはレース後ギヤボックスの交換を考えていたチームがあえてリタイヤを決断していたのだと伝えられる。
しかし結果的にベッテルは1ポイントの獲得もできない周回遅れでゴールし、何も得ることは出来なかったというもの。
もしもこの絶対王者にいよいよほころびが表れ始めたのだとすれば、今年のF1は予想以上に面白くなるかも知れない。
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