予選低迷・小林可夢偉(ザウバー)、「セッティング誤った」
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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マレーシアGP公式予選Q2で、1回目のアタックでは8番手と好ポジションに付けながら、各車タイムアップを果たした2回目のアタックでタイムを伸ばすことができずQ3進出を逃がしたザウバー・チームの小林可夢偉は、次のようにその状況を説明した。
「2回目のアタックで失敗とか、トラフィックに見舞われたとか、特にそういった問題があった訳じゃない。
ただタイヤ(ミディアム)からグリップ感が得られず、タイムを出すことができなかったんだ。要するに、これは予選に向けてのマシン・セットアップの方向性が間違っていたんだと思う。
明日の決勝レースでは少しでも前に行くしかないけれど、僕らのマシンに前車をオーバーテイクするだけのスピードがあるのかどうかはわからないよ」と語ったが、同じマシンを駆ったチームメイトのペレスと間で約0.6秒というタイム差で17番手に甘んじたことはエースとして無念であるに違いない。
一方、10番手になったペレスのほうは、「昨日からチームが抱えていたマシンバランスという問題はまだ解決されてない。
それでもそんな状態でもQ3進出を果たしたことは正直うれしいね。
明日はマシンにとってもタイヤにとっても、またドライバー自身にとっても過酷なバトルになるだろうけど、(10番手というスタートなんだから)できるだけ多くのポイントを獲得できるよう頑張るよ」と、入賞に意欲をみせた。
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