イタリア専門紙、小林可夢偉の挑戦姿勢を高く評価
小林 可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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現在日本人唯一のF1ドライバーである小林可夢偉(ザウバー)には、かねてそのアグレッシブなドライビング・スタイルに人気が集まっているが、イタリア・メデイアがこれについてあらためて高い評価を下していることがわかった。
そう報じたのはイタリアの専門紙である『ガゼッタ・デロ・スポルト』
その中で同紙は開幕戦での小林可夢偉について、「世界最速のドライバーではないだろうが、レース中常に前車にオーバーテイクを試みるそのチャレンジングな姿勢は高く評価できる。
小林可夢偉がシーズン最初の1戦でマクラーレン、レッドブルといったトップチームに次ぐポイントをザウバーにもたらせたのには価値がある」と、讃えたもの。
10点満点で採点される同紙のシステムで小林可夢偉は今回7.5点の評価。
これより上位は優勝したバトンの9点、2位のベッテル(レッドブル)と5位になったアロンソ(フェラーリ)の8点だけで、3位になったハミルトン(マクラーレン)ですら7点だった。
ちなみに精彩を欠いた地元フェラーリのマッサにはわずか4点の酷評。
唯一10点満点を獲得したのは「観客」という皮肉な評価だった。
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