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2012/03/05

ライコネン(ロータス)、有終の美を飾る通算最速タイム

Kimi Raikkonen (C)Lotus Team
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2012年シーズンの開幕前テストを締めくくる4日(日)、スペイン・カタロニアで輝いたのは再びロータス・チームのキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)だった。

テスト2日目には同僚であるグロージャンがトップタイムをマークし、意気上がるチームをさらに喜ばせたのが今回のバルセロナ合同テストで通算の最速タイムとなる1'22.030という好タイム。
これはこれまでザウバー・チームが記録したタイムをさらに更新する素晴らしいものだった。
ライコネンがこれを記録したのはコンディションの良い朝がたのこと。
午後はライコネン自身も他車と同様、ロングランによるレース・ディスタンス・シミュレーションに挑んでいた。

これに0.220秒差で続いたのはフェラーリのアロンソ。
3番手にはこの日午前だけの走行だったウィリアムズのセナが食い込んだ。
以下、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、小林可夢偉(ザウバー)、ハミルトン(マクラーレン)、ペトロフ(ケータハムF1)の順となったが、小林可夢偉はエンジントラブル、またペトロフはコースアウトによりそれぞれ赤旗中断の原因を作った。

特筆すべきはこの日当然タイミングモニターの上位にあると目されたレッドブルのベッテルが全体の最下位に留まったこと。
チームによれば、彼の『RB8』はギヤボックスのトラブルに見舞われたということで、思うような走行ができないままテスト最終日を終えている。

これで2012年のシーズン前テストはすべて終了。
いよいよ3月16日(金)に開幕するオーストラリアGPを待つだけとなった。

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