マレーシアGPはアロンソ優勝、ペレス(ザウバー)2位に
Fernaodo Alonso (C)Ferrari S.p.A
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雨で途中、約50分間に渡る中断もあったマレーシアGP決勝レースだが、後半はドライコンディションの戦いとなり、結局優勝したのは予選9番手からスタートしたフェラーリのフェルナンド・アロンソだった。
アロンソの優勝は昨年のイギリスGP以来で、これが自身通算28回目ということになる。
ただアロンソの1位フィニッシュは決して楽なものではなく、終盤は再三そのポジションを脅かされる薄氷のものだった。
最終的に2.2秒差でチェッカーフラッグを受けたのはなんと小林可夢偉の同僚、ザウバー・チームのセルジオ・ペレス(22歳:メキシコ)。
今年まだ2年目の若者のの初表彰台は、ペーター・ザウバー代表がレース後目に熱いものを浮かべるほどチームを興奮させるものだった。
3位はポールポジションからスタートしたマクラーレンのハミルトン。
以下、4位ウェバー(レッドブル)、5位ライコネン(ロータス)、6位セナ(ウィリアムズ)、7位ディ・レスタ(フォース・インディア)、8位ベルニュ(トロ・ロッソ)、9位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そして10位に予選3位からスタートのシューマッハ(メルセデスAMG)でここまでがポイント獲得。
小林可夢偉は一時ファステストラップを記録するなどスピードをみせた場面もあったが、結果的にリタイヤ、チームメイトの活躍に今回はすっかり霞んだ形となった。
予選2位スタートのバトンはピット戦略を始めさまざまな出来事を繰り返し、結局14位。
フェラーリのマッサは15位。
ロータスのグロージャンは今回も一時3位を走るなど光ったものの、結果はまたリタイヤだった。
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