FIA、2013年には排気利用規制さらなる強化へ
FIA
FIA(国際自動車連盟)は、今年の新型車でも話題の中心となっている排気システムの利用について、2013年にはさらに制限を強化して臨む方針であることを明らかにした。
これはこの数年、度々騒動の種になっているブロウン・ディフューザーなどエンジンの排気をエアロダイナミックスに利用することについて、FIAが強い姿勢をみせる必要があると判断したもの。
FIAでテクニカル部門の責任者を務めるチャーリー・ホワイティング氏は、「そもそもF1のレギュレーションでは排気のエネルギーをエアロダイナミックスに使うことを禁止している。
しかし一度でもその『効能』に浴してしまったチームは、その抜け道を追い続けることだろう。
それは理解できるが、われわれもそれをただ指咥えて見ている訳にはいかない。
一部のチームに恩恵が偏ることのないよう、2013年に向けてしっかりとして規則改定を目指していく」と、語った。
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