メルセデスAMG代表、「怪しいのは他のチーム
Mercedes 『W03』 (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、排気のエネルギーによりエアロダイナミックス効果を生み出すいわゆるブロウン・ディフューザーについてFIA(国際自動車連盟)は禁止の通達を行っているが、メルセデス・チームが違反しているのではないか、との指摘がされている。
それによれば同チームの『W03』にはDRS(ドラッグ・リダクション・システム)と連動するFダクトが使われているというもの。
しかしこうした指摘に対し同チームのロス・ブラウン代表は、「われわれのシステムはFIAに確認を取った合法なもの。
それをあえて指摘しているのは、自チームの不当なシステムから目をそらすためにメルセデスを標的にしようとしているものだ」と、反論している。
毎年繰り返されるこうした規則とマシン開発とのいたちごっこについて、FIAも解明が追い付いていないのが実情だ。
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