初日わずか1周のデ・ラ・ロサ(HRT)、「パーツが遅れた」
HRT 『F112』 (C)HRT
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本来ならグランプリウィークの木曜日までに終えている筈だった車検を金曜日の午前中まで延期するなどギリギリまでマシン準備が遅れたHRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、「最後のパーツが遅れたため」と、その事情を釈明した。
「確かに思ったようなスケジュールには間に合わなかったけれど、チームのスタッフはもう全員が信じられないほどの努力でマシンを準備してくれたんだ。
最後のパーツの納入が遅れたため、走行はぶっつけ本番になってしまった。
その上、ハイドロリック系にトラブルが見つかり、初日はわずかな周回で終わってしまった。
でもわれわれは忍耐深くこれからも取り組んでいくよ」
HRTは自前ですべてのマシン準備をしている訳ではなく、外注部分が多いため組み立てに時間が掛かったようだ。
また、すでに準備の整った1号車がエース格のデ・ラ・ロサではなくカーティケヤンに渡されたのは、持ち込み資金の影響とみられている。
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