小林可夢偉(ザウバー)、最速タイムにも浮かれず
小林可夢偉 (C)Sauber Motorsport
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先週行われたバルセロナ合同テストで、4日間を通じての最速タイムを記録したザウバー・チームの小林可夢偉にメディアの注目が集まったが、当人は極めて冷静にこれを受け止めているようだ。
「それは確かに遅いよりは速いほうが気分はいいけれど、これはあくまでもテストだから。
今回のタイムがそれぞれのチームの力を表しているという訳ではないからね。
レッドブルだってマクラーレンだって、今回のタイム以上に速いことはわかってる。
それよりうれしいのは新型車の信頼性が高いことさ。
エクゾースト関連のトラブルに見舞われただけで、大きな障害はなくここまで走れている。
今の時期、これは大きいよ。
とりわけシーズンの序盤、ポイントを獲得するためにはまずきちんとレースを走り切ることが大切なんだ」
テスト最終日の小林可夢偉は、ベストタイムを出しただけでなく全体でも最多となる145ラップもの周回をしている。
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