バリチェッロ(前ウィリアムズ)、「腕より金」憂う
Rubens Barrichello (C)Williams F1 Team
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2010年以来在籍していたウィリアムズ・チームからの放出を受け、今季はインディカー・シリーズへの転向が濃厚とみられるルーベンス・バリチェッロ(39歳:ブラジル)が、最近のF1の趨勢について疑念を呈した。
「ケータハムF1がここに来てトゥルーリに代えてペトロフを起用したことでわかるように、F1チームの中にはドライバーのドライビング能力よりも資金的能力を重視するようになっているのは残念だ。
ペトロフが選ばれたのは言うまでもなく母国ロシアが持つ世界的な経済力がある。
こうした状況では、ベテランだけでなく新しく若い能力のあるドライバーが台頭することさえ難しいんだ」
1993年以来のF1シートを失ったバリチェッロは、同じく1997年からのシートを失ったトゥルーリの状況に心を痛めているようだ。
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